BLOG

  • 秋田県の周産期死亡率の現状ついて(三重県の取組)

    秋田県の周産期死亡率についての現状について 1・現状 本県では、周産期医療の専門家や県医師会のほか、消防関係者等による県周産期医療協議会が中心となり、迅速に救急搬送につなげる体制の構築をはじめ周産期死亡を回避する方策の検討等を進め、その減少に努めてきた。 なお、令和元年度の周産期死亡数は10年前の平成22年と比べ約6割の26人であるが、出生数は約7割に減少する中、周産期死亡率は、平成28年以降高い状況にある。 2・分析 周産期死亡率の改善を目指し、平成21年度から周産期死亡実態調査を毎年度実施。本県では後期死産が多く、周産期死亡率の高さに影響を与えてきた。 (1)後期死産(妊娠満22週〜出生ま...

    (さらに…)

  • 周産期死亡率と自然死産率の改善に向けて。

    先日、令和元年の人口動態統計の概況が発表されました。 出生率、婚姻率、自然増減率は全国最下位 死亡率、がん死亡率、脳血管疾患死亡率、腎不全死亡率、自殺率、周産期死亡率、自然死産率が全国1位 という結果になっています。 新たに生まれてくる命の割合が全国で一番少なく、亡くなられる方の割合が全国で一番多いという、人口が減少していくとても分かりやすい状況です。 自然に人口を増やしていくというのは今やってる施策が成功したとして初産年齢の平均が30歳と仮定すると、今日生まれた子供が大人になって、そして子供を産んでとなるので、60年は非常に厳しい状況です。確実にやってくる人口減少を悲観するのではなく、予め対...

    (さらに…)

  • 社会的擁護を必要とする児童へのケアについて

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。久しぶりの更新となりました。ご容赦ください。 過去分については、視察内容など振り返り記事として更新しようと思います。 本日から約140日間の議会がスタートしました。今定例会の前半(2月議会)は次年度の予算を審議する年間を通して体力も気力も消耗する議会です。(県議会議員としては初めての2月議会ですが、市議会議員の時は2月議会が一番大変でした。。。) 上手くバランスを取らないと結構攻撃的になってしまうので、そろそろ議会とプライベートのバランスも考えたいと思います。 本日は知事説明があり次年度の予算に関しての方針が示されたのですが、個人的に一番嬉しかったの...

    (さらに…)

  • 環境問題を考える。生活環境部にて

    こんばんは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 今日は、福祉環境委員会の生活環境部についての審査を行いました。第2期あきた未来総合戦略に反映される生活環境部関係のものは、 ・動物に優しい秋田県 ・若者や高齢者を重点とした消費者教育 ・地域力向上による除排雪体制の確立 ・循環型社会の形成 ・良質な生活環境の保全 ・水道施設の強靭化の促進 ですが、私が拘ったのは「循環型社会の形成」についてです。 同戦略では、【使い捨てプラスチックの使用制限等の推進】と【食品ロスの削減】を目標として掲げています。どちらも20年後30年後の環境のことを考えれば 秋田県の海岸に漂着するゴミの9割は国内のもの。 秋田県だけ...

    (さらに…)

  • 第2期あきた未来須合戦略にSDGsの視点が取り入れられます。

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 県議会では、昨日から各所管委員会が開催されています。昨日も書きましたが、福祉環境委員会に提出された様々な素案では、私も提案していたことが明記されるなどうれしい前進が見られました。 また、昨日も少し書きましたが現在作成中の第2期あきた未来総合戦略ではSDGsの視点が取り入れられることになりそうです。SDGsについては、当選直後の6月議会での一般質問で、私と同期の住谷達先生も取り上げた項目ですが、当時は擦り合わせの段階でもSDGsとは何かを伝えることから始目ていたという印象が残っていますが、政府も推進していくという方針もあり、総合戦略の中にこの観点を取...

    (さらに…)

  • 「養育費の不払い対策」という文言が計画に書かれる意味。

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 今日は、福祉環境委員会の健康福祉部に関する予算と議案、所管する事項の審査を行いました。 所管事項に関しては ・第2期あきた未来総合戦略について ・秋田県再犯防止推進計画について ・第3期秋田県ひとり親家庭等自立促進計画について ・第5期DV保護等に関する計画について ・秋田県社会的養育推進計画について ・秋田県立療育機構第3期中期計画について ・秋田県母子保健計画について ・秋田県外来医療計画について ・秋田県医師確保計画について ・国保連の対応について 上記計画素案(案)の進捗状況などの報告を受け、質疑を行いました。 その中で特筆すべきは、・第3...

    (さらに…)