次に、移住定住対策について伺います。
新型コロナウイルスの影響により日本全体で働き方や生活スタイルが見直されている中で、若い人たちの地方移住への関心が高まっているとの報道がありました。
表現は悪いかもしれないですが、この状況は地方にとってチャンスであり、東京一極集中を是正するためにも早めに動かなければいけないと考えます。
東京一極集中を是正しないことには、根本的な危機管理の解消にはならないというのは、知事も述べていますし、私もそう思います。
そのためには、秋田県もさらに県民市民に秋田県の良さを認識してもらうと共に、県外在住者へのPRを強化し、秋田県出身者へ地方回帰を促していく好機であると思います。
五月三十一日にLOCONECTロコネクトという団体が行ったオンライン上の移住相談会では、全国三十八道府県、百三十八団体が参加し、百七十三名の方が参加しました。
残念ながら、秋田県内の自治体は参加がありませんでしたが、特に首都圏で働いている若い人たちの価値観や仕事観の変化が生じた今こそ進取果敢しんしゅかかんに「高質な田舎」の名の下、地方で暮らしながら首都圏の仕事をしようと考えている人たちへのPRとその後押しをしていくべきではないでしょうか。
地方への移住を促進するために、今こそ首都圏の移住希望者に対して「高質な田舎」を全面に出したPRと、移住への支援策をさらに強化していくべきと考えますが、あきた未来創造部長の認識をお聞かせください。