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  • 児童心理治療施設の整備について

    次に、児童心理治療施設じどうしんりちりょうしせつについて伺います。 世界的に見ると、新型コロナウイルス感染症対策として自宅待機の際に、子どもへの虐待やDV被害が増えたのではないかという報告もあります。 児童虐待やDVの被害は、今、目の前の事象を解決すればいいという問題だけでは無く、二十年後三十年後にも連鎖やPTSDなどの影響が出てくることが懸念されています。 自宅で待機していた中での問題なだけに、行政や支援団体も見つけることが難しいことではありますが、早期の発見と早期の対策が求められますし、目の前の解決策と、長期的な支援策を示していく必要があるのでは無いでしょうか。 先が見通せない状況や、新た...

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  • 避難所運営の協力体制について

    次に災害時の避難所運営に係る協力体制について伺います。 ネット世論やメディアの一部では「この状況で、災害がきたらどうしよう」「避難しなければいけなくても、避難するのも恐い」という声があります。万が一、大規模災害などが発生した場合、更に不安になる気持ちも十分理解できます。そのような事態になったとしても対応できるように、ある程度は備えておかなければいけません。 防災・減災対策では、行政職員も被災者となる可能性も高く、平時から地域住民の皆さんと一緒に避難計画や災害時の行動、避難所の運営などを想定しておくことで要らぬ混乱も避けることができますし、特にこのコロナウイルス対策も考えなければいけない状況下で...

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  • 誹謗中傷対策について

    次に、新型コロナウイルス感染者への差別と誹謗中傷への対策について伺います。 今回の感染症に関して、全国各地で感染者などへの嫌がらせが発生したと言われています。県外から来た方への嫌がらせ、いわゆる県外ナンバー狩りが起きたり、行政による自粛要請に応じない個人や店舗などに対して過度に自粛を強いる、いわゆる自粛警察と呼ばれる行為が社会問題化しました。 秋田県外で感染者が確認された当初から、私は、所管委員会などでも正しく怖がることを啓発して欲しいというお願いをしてきましたし、県も早い段階から「患者の人権の配慮」をお願いするなどの取組もあり、大きな問題には発展していないと認識しています。 しかし、今後第二...

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  • インフルエンザ対策との両立について

    次に、インフルエンザ対策との両立について伺います。 現在は、秋田県内の感染状況は落ち着いていますが、首都圏での感染が収束しない限りは、全国各地で第二波は来るものとして対策をしていかなければいけません。同時に、その他のウイルス感染症などの対策もしていかなければいけません。 新型コロナウイルスだけが特別な脅威として受け止められている感がありますが、そうではなく、高齢者や未就学児にとってはインフルエンザも命の危険を抱えた脅威であります。 しかし、インフルエンザはワクチンも薬もあるのでそれほど脅威であるという認識を持った人は少ないように感じますが、これまでのインフルエンザの国内の発生状況を鑑みると、新...

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  • リスクコミュニケーション教育について

    次にリスクコミュニケーション教育について伺います。 危機管理では、個人の意思決定と集合体としての意思決定のバランスが重要であります。世界の情勢を見ますと、個人の合理的な行動が集合してしまうと、却って集合体全体が危機的状況に陥る可能性が高まり、結果として個人の危機も高まるということを改めて教えてくれました。 新型コロナウイルスとの戦いでは、マスクの購入など自分の身を守るために一人で大量購入などすることで、必要な数が医療機関などに回らずに却って危険な状況に陥ってしまったり、また、非感染地域などのより安全な場所へ避難することで、感染拡大のリスクが高まってしまう危険性もありました。 平時からリスクを回...

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  • 新型コロナウイルス感染症の拡大防止策について〜

    まずは、危機管理とリスクコミュニケーションついてお伺いします。 今回の新型コロナウイルスで再認識させられたことは、良くも悪くも世界はつながっているということと、どこか一国、一箇所に依存してしまうと、全体が回らなくなってしまう危険性が高まってしまうということです。 知事は全国知事会のオンライン会議で「東京一極集中」に触れられていましたが、私もまさにその通りだと思いますし、今後あらゆる危機を想定し日本全体を守っていくためには、東京一極集中を早い段階で是正しなければいけないと感じています。また、秋田県の振興という観点からも欠かせないことであります。 このことについては、後ほど触れますが、力強いリーダ...

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