答 弁
児童虐待の根絶に向けては、未然防止や早期発見、早期対応が何より重要であると認識しております。
その一方で、少子化によって、乳幼児に接する機会が少なくなり、その本来行動について、親や社会も理解が薄くなっているようにも感じております。
このような中、県では、これまで、「子ども家庭相談電話」を設置し、子育ての悩みなどに対応してきたところであり、今後は、市町村における「子ども家庭総合支援拠点」や「子育て世代包括支援センター」の整備を促進し、妊娠期から子育て期にわたり幅広い相談に切れ目なく応じる体制を構築することにより、児童虐待の未然防止につなげてまいります。
また、虐待対応全国共通ダイヤルや、新たに策定した児童虐待防止宣言を県広報紙等を通じて広く普及するとともに、子どもの成長期における様々な行動について、社会の理解を深めるための啓発を強化するなど、社会全体で子どもを守り育む機運の醸成を図ってまいります。
さらに、国が示した緊急総合対策等に基づき、子どもの迅速な安全確認や児童福祉司等の増員、各児童相談所への警察職員の配置などを引き続き実施するとともに、新複合化相談施設の整備に伴い、関連する福祉分野との連携による支援体制の強化について検討してまいりたいと考えております。
こうした取組を通じ、「虐待は絶対に許さない」という強い決意で「児童虐待のないまちづくり」を県民と共に進めてまいります。
【前文】
【子どもに優しい秋田県に向けた取組について】
【答弁】子どもにやさしい秋田県に向けた取組について
【答弁】「参加する権利」の確保に向けた取組について
【児童虐待対策について】
【答弁】いじめの認知件数の増加要因と改善方法について
【答弁】いじめに対する相談体制について
【不登校の子どもへの対応について】
【答弁】不登校の子どもの増加要因とその対応について
【答弁】スクールソーシャルワーカーの増員について
【イージス・アショアの配備について】
【答弁】イージス・アショアの配備について