1 子育て支援の取組について
答 弁
すべての子どもが心身共に健やかに成長していくことは県民の願いであり、急速に少子化が進行するとともに、子育て家庭を取り巻く環境が変化する中にあっては、子どもと子育て家庭を社会全体で支えていくことが重要であります。
本県では、十月から開始された国の幼児教育・保育の無償化に伴い、全国に先駆けて実施している副食費助成のほか、保育料や医療費の助成などの経済的な支援とともに、放課後児童クラブや一時預かりなどの充実、妊娠期から子育て期までの切れ目ない相談対応など、市町村と一体となって子育てを支援してきております。
しかしながら、社会全体で結婚や出産・子育てを応援する機運の醸成や、子育て支援の担い手不足などが課題であると考えております。
今後は、世代を超えて、子育てへの理解を一層深めるため、中学生を対象にした学習機会の創出、高校生・高齢者等のボランティア活動への参加の促進、さらには、子育てにやさしい店舗や施設の拡充などにより、これまで以上に地域や企業等と密接に連携しながら、子育て支援を進めてまいります。
なお、本県の子育て支援策については、県外からの転入者からは、比較が容易なので、手厚いと評価されることも多いですが、議員ご指摘のとおり、当初から比較する情報を持ち得ない県内の方々からは十分に理解されていないものととらえております。
このため、子育て支援の取組について、これまでの広報活動に加え、若者世代を対象とするSNSの活用のほか、幼稚園や保育園の保護者説明会等でその内容の周知を図るなど、市町村や関係機関等と更に連携を深めながら、効果的で分かりやすい情報提供に努めてまいります。
【前文】
【子どもに優しい秋田県に向けた取組について】
【答弁】子どもにやさしい秋田県に向けた取組について
【答弁】「参加する権利」の確保に向けた取組について
【児童虐待対策について】
【答弁】いじめの認知件数の増加要因と改善方法について
【答弁】いじめに対する相談体制について
【不登校の子どもへの対応について】
【答弁】不登校の子どもの増加要因とその対応について
【答弁】スクールソーシャルワーカーの増員について
【イージス・アショアの配備について】
【答弁】イージス・アショアの配備について