答 弁
新屋演習場については、県に法的な権限がないことから、仮に、現時点で配備反対を機関として正式に表明した場合には、結果的に地元の理解がないまま、同演習場への無理な形での配備につながるおそれがあることも完全には否定できず、最も危惧する事態を招かないためにも、引き続き、協議の過程として、しっかりと意見を述べながら、粘り強く対応していくことが重要であると考えております。
先日の定例記者会見における私の発言は、これまでの防衛省の説明では、新屋演習場に配備することについて、多くの県民が納得しないだろうという前提で、あくまで現時点では、県有地売却の議案の提出ができる状況にないということを申し上げたものであります。
このため、防衛省の再調査や検討結果の説明が行われる際には、改めて住宅地等との距離が考慮されているか、ゼロベースでの公平な評価が行われているかなどを慎重に見極める必要があると考えております。
また、イージス・アショアについては、どこに配備されるとしても、住民の安全が可能な限り担保されることが重要であることから、仮に、新屋演習場以外の県内の候補地が示された場合であっても、配備候補地として選定した理由等について説明を受けた上で、選定された場所の周辺環境や利用状況を勘案しながら、十分な安全対策が確保されるかなどについて分析・検討し、県としての意見を述べてまいります。
【前文】
【子どもに優しい秋田県に向けた取組について】
【答弁】子どもにやさしい秋田県に向けた取組について
【答弁】「参加する権利」の確保に向けた取組について
【児童虐待対策について】
【答弁】いじめの認知件数の増加要因と改善方法について
【答弁】いじめに対する相談体制について
【不登校の子どもへの対応について】
【答弁】不登校の子どもの増加要因とその対応について
【答弁】スクールソーシャルワーカーの増員について
【イージス・アショアの配備について】
【答弁】イージス・アショアの配備について