不登校の子どもへの対応について
答 弁
次に、不登校の子どもの増加要因とその対応についてでありますが、平成三十年度の国の調査によると、本県の小・中学生における不登校の要因は、「不安・無気力の傾向」「学業の不振」「家庭に係る状況」「友人関係をめぐる問題」などが挙げられます。
前年度と比較すると、小学校では「家庭に係る状況」、中学校では「学業の不振」「友人関係をめぐる問題」を要因とする不登校が増加しております。
特に、中学校への進学に伴い不登校が増える傾向にあり、新たな生活や学習に適応できず、悩みを抱え込んでしまうことが要因ではないかと分析しております。
こうしたことから、県教育委員会では、中学校の生活や学習に適応できるよう、同じ中学校に進学する児童同士の交流や、小・中学校の教員による情報の共有などを推進していくとともに、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー並びに福祉や医療等の関係機関との連携、スペース・イオや適応指導教室の活用などの手厚い支援により不登校の解決に努めてまいります。
併せて、学習内容の確実な定着に向け、個に応じたきめ細かな指導を充実させることなどについて、学校訪問や研修会の機会に指導することで、各学校の魅力ある学校づくりを支援してまいります。
【前文】
【子どもに優しい秋田県に向けた取組について】
【答弁】子どもにやさしい秋田県に向けた取組について
【答弁】「参加する権利」の確保に向けた取組について
【児童虐待対策について】
【答弁】いじめの認知件数の増加要因と改善方法について
【答弁】いじめに対する相談体制について
【不登校の子どもへの対応について】
【答弁】不登校の子どもの増加要因とその対応について
【答弁】スクールソーシャルワーカーの増員について
【イージス・アショアの配備について】
【答弁】イージス・アショアの配備について