自由民主党の宇佐見康人です。
二回目の一般質問の機会をいただきありがとうございます。引き続き、初心を忘れずに精進して行きますので、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いします。
先日、娘が通う幼稚園のお遊戯会がありました。私も保護者として大道具の搬入などをお手伝いしたのですが、空き時間に裏でパパやママと子育ての話や子どもの成長の話をしていました。
大方の保護者からは、子育て施策についての提言や改善策をもらう事ができましたが、それ以上にショックだったのは、秋田県や秋田市が行っている様々な施策があまり知られていないという事でした。
決算委員会の総括審査でも述べましたが、本県が行っている子育て支援施策は全国的に見ても上位にあると個人的には思っています。しかしながら、各種アンケートを見ると、取り組んでいる割に、まだまだ満足度は低いと思わざるを得ません。
各種施策の恩恵を受けられない世帯があったり、求めるものがさらに高度化している、そもそも分かりにくい施策になってしまっているなど要因は様々ありますが、改めて、伝え方や広報の仕方、当事者に届けることの難しさを感じているところです。
しかし、裏を返せば、県の取組を知らない人たちにしっかりとリーチできれば満足度は改善できるのではないでしょうか。
新聞の購読数も減っていますし、政治に関心がない人たちに伝えるということは非常に難しいことではありますが、県の施策について、様々なチャンネルを使って若者へ向けた広報に、もっと力を入れていただきたいと思います。
なぜ、この話を冒頭にしたかと言えば、大人は「何気なく」少し否定的なことを言っていたとしても、近くにいる子どもにとっては結構心に残ってしまうからです。
私も今は三十五歳になり、秋田県を若い人たちにとって夢を持てる場所にしようと思い政治の道を志しましたが、大学を卒業した頃は、「秋田はダメなところなのだ」という意識が非常に大きかったのを覚えています。
やっているのにやっていないように思われることは私たちにとっても、次の世代を育てていく上でも非常に不利益になっています。
ポジティブキャンペーンではありませんが、制度上まだ不十分なところがあったとしても、素晴らしい取組はどんどん発信し、情報を届けていくべきです。
精神論になってしまいますが、私たちが今やるべきことは、反省するところは反省し、でもそれ以上に、次の世代が秋田に生まれてよかった、そう思ってもらえるように、ひたすら前向きな姿を見せ続けることです。
意見の違いはあっても、若い人や子供たちのために真剣に議論をし、様々な施策をやっているということを伝えることです。
どうか知事及び当局には、若い世代にも様々なチャンネルを使い、情報を届けていただきたいと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、今回の質問では、秋田県に生まれた子どもが、伸び伸びと安心して希望を持ち育っていける環境を整えていくために、知事及び教育長の認識をお伺いさせていただきます。
【前文】
【子どもに優しい秋田県に向けた取組について】
【答弁】子どもにやさしい秋田県に向けた取組について
【答弁】「参加する権利」の確保に向けた取組について
【児童虐待対策について】
【答弁】いじめの認知件数の増加要因と改善方法について
【答弁】いじめに対する相談体制について
【不登校の子どもへの対応について】
【答弁】不登校の子どもの増加要因とその対応について
【答弁】スクールソーシャルワーカーの増員について
【イージス・アショアの配備について】
【答弁】イージス・アショアの配備について