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  • 知事選について思うこと。

    2020.12.23

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 昨日で12月議会が終了しました。最終日は、会派内で知事選に向けた動きについて議論をしました。自民党会派内では現職の佐竹知事を支持する方向で纏まりましたが、残念ながら、鈴木洋一先生は他の立候補予定者を支援するために会派を離脱し、自民党も離党してしまうという結果になってしまいました。 今回の一件では若手を中心に、会派会議でも離脱しないで欲しい旨を伝えましたが、洋一先生の意思も強く全員がまとまることはできませんでした。 洋一先生は若手にとっては精神的支柱でもあり、行き過ぎた時にはブレーキをかけてくれますし、出て行くべき時には後押しをしてくれるような存在で...

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  • 宇都宮市長選挙に見る公共交通のあり方についての一つの考え方。

    2020.11.09

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 他都市のことではありますが、宇都宮市長選挙が間も無く始まろうとしています。個人的にはこの宇都宮選挙は、人口減少が進む中での地域の交通のあり方を考えるための重要な選挙であると思っています。 今回の宇都宮市長選挙ではLRT(次世代型路面電車)が一つの争点になっています。 人口減少や高齢化率が高くなっている全国の自治体では、地域交通の再編やあり方についての議論が行われています。秋田県や秋田市も例外ではなく、バス路線の再編が行われてきました。 一昔前は、バス路線も民間と市営が混在し充実していましたが、自家用車の普及と人口減少により利用者も激減、秋田市交通局...

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  • 児童手当の特例給付の廃止を検討

    2020.11.07

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。 政府は児童手当の特例給付(所得制限を超えた場合に一人あたり月額5千円を支給)の廃止を検討しているとの報道がありました。与党内からも疑問視する声が相次いでいますが、私も同じくより慎重に進めるべきことであると考えています。 政府が見直しをする理由は、待機児童を解消するための財源に充てたいとのことですが、私としては、ただでさえ全体の予算の中でも少ない子育て支援策の財源を削り、他の子育て施策に振り分けるやり方には反対です。また、この考え方であれば、女性の活躍を積極的に推進しながら、結果として共働きになると可処分所得が減少してしまい、所得以上に本人の職業倫理...

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  • 11月が児童虐待防止強化月間です。

    2020.11.01

    11月は児童虐待防止月間です。 秋田県では昨年「児童虐待防止宣言」を発し虐待ゼロに向け取り組んでます。 また、COVID-19の影響により世界中で幼児・児童虐待やDVが増加傾向にあり、秋田県では7月から対策に乗り出してくれました。 根本原因を解決するためには様々な課題はありますが、一人で悩まずにご相談を。 https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/4896 子どもの虐待については、秋田市議会議員の時から何度も取り上げてきましたが、コロナ禍における虐待事案は気付きにくい、助けにくいという傾向にあるそうです。 周辺との接触や、家にいる事が増えてしまう状況...

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  • カーボンニュートラルは、若い世代にとって最重要課題の一つ

    秋田県議会議員の宇佐見康人です。 菅首相の所信表明演説が行われましたが、温暖化ガスの排出量を2050年までに実質ゼロを目指す方針であるということがわかりました。 県としてもカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と、森林の吸収量を差し引きゼロにする取り組み)に向けた取り組みを進めるべきだということを、議会でも委員会でも述べてきた立場としては嬉しい方針です。国としてどのように進めていくのか注目していかなければいけませんが、単純に排出量を強制的に押さえ込み経済に影響を与えるやり方では、これまで同様うまく進まないと考えています。 県議会ではこの温暖化対策やCO2の排出量に関しては、私の所管委員会で...

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  • 妊娠届の大幅な減少と秋田県の対策

    今日の新聞で衝撃的な数字を目の当たりにしました。 厚生労働省の発表によると、今年の5月から7月まで全国の自治体が受理した妊娠届は、去年の同じ時期より11%近く減少しました。特に5月は減少幅が大きく17.1%と新型コロナウイルスの感染拡大が影響した可能性があると見ています。 3月に自粛などが本格化しましたが、妊娠届は妊娠から2ヶ月後の届け出が多く個人的にも影響を受けているとしか考えられません。 ちなみに秋田県では平均値3.4%の減少に止まっていますが、7月だけの数字を見ると昨年度比で15.1%と大幅な減少となっています。今後発表されるものを注視しなければいません。 自粛が本格化した初期の段階から...

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