2017.02.12
介護保険制度の見直し内容や、高齢者や障害者、子育て世代らを地域ぐるみで支える「地域共生社会」の理念を盛り込んだ関連法案が先週、閣議決定されました。 関連法案には、いわゆる現役並み所得がある高齢者が介護保険を利用した際の自己負担を2割から3割に上げることなどの、実質負担増となる応能負担の規定も含まれているので、前途多難であることが容易に想像できます。 現在のように、子ども、現役世代、高齢者という3分割で社会保障を考えるのと成り立たないと思います。 社会保障を必要としているのは高齢者だけでなく、若い人にもいます。一昔前であれば、若い奴が甘えるな・・・で押し通されたでしょうが、社会情勢、国際情勢の変...