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  • 想い

    2018.11.10

    こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
    10月24日のさきがけ新報でも報道されましたが、来春行われる統一地方選挙で県議会議員選挙に立候補することといたしました。本来であれば、直接お会いし一人一人丁寧にお話をしなければいけないところ、このような発表の形となってしまい大変申し訳ありません。
    立候補を決意するに至るまで様々な葛藤がありましたが、それも含め私の想いを書きましたのでご一読いただければ幸いです。なぜ、県議会なのか・・・

    私は、若い人が積極的に挑戦できる秋田、先輩たちが安心して暮らし続けることができる秋田、次の世代が希望を持てる秋田を作っていきたいと思い政治の道を志しました。秋田県に限りませんが、秋田の人口が減り、少子高齢社会になってもう数十年たちますが、この間、解決するための決定打を打つことは出来ていないというのが現状です。
    その原因は、秋田の大人から「前に進む気持ち」「挑戦する気持ち」が徐々に消えてしまったからだと思っています。
    簡単に解決することは出来ない課題が山積していますが、一人でも多くの大人がこれらの課題に立ち向かい、前に進んでいくことができた時、秋田は少しずつ変わっていくのだと信じています。
    今までの政治の世界は、あれもやります、これもやります。やってほしいことがあったら言ってください。という政治が続いていました。右肩上がりの成長局面ではそのような政治も必要です。
    しかし、私たちの世代がやるべき政治は、現状を正直に話、やれることには限りはあるが、少しでも秋田を元気にしていくために一緒に頑張っていこうというメッセージを発していくことです。
    秋田県全体の課題を解決するためには若い政治家が少ない。また、私が生まれ育った北部地域の発展を考えた時、誰かが立ち上がらなければいけないと感じていました。県と地域のパイプとして、そして同年代の意見も届けたいという想いから立候補を決意しました。

    市議会議員選挙の時には民主党から推薦をもらい、その後離党をし、自民党に入党をしたことにたいして数々のご批判をいただいておりますが、それらもしっかりと受け止め精進していきます。

    民進党離党について・・・
    今から4年前、市議会議員の選挙に立候補する際も、民主党へ大きい逆風がありましたが、これから20年先30年先のことを考えれば自民党が緩んでしまった時に政権を担える政党が必要だと考えていましたので、周りからの反対を押し切り推薦をもらい戦うこととしました。個々の政策を見れば考えは違うところが大きかったですが、政権を担っていた時の教訓を生かし反省をし、もう一度期待され信頼される政党にすることが必要だと思っていました。
    しかし、一連の流れ(付いたり離れたり)を見ていて、永田町で活動している一部の人たちと、私の感覚が大きく違う、応援してくれる人に党をお願いしますとは言えないと感じ昨年の10月に離党をしました。政治にたらればは禁物ですが、政権を担っていた時の反省と教訓を生かし、10年15年かけ自力を付け国民、市民から信頼される党を創っていけば自民党と切磋琢磨し共に我が国の未来のためになる保守政党にしていけると思いましたが、今後は対峙する形で日本の未来を語れればと思います。
    また、安倍政権打倒だけが目標、目的化されているのは民主主義国家の政党としてどうなのかとも思いますし、共産党と協力して戦うというのも私には出来なかったです。
    民主党、民進党としての宇佐見康人を応援してくださった方々へは本当に申し訳なく思っております。

    自民党入党について・・・
    家族も含め、もともと自民党を応援していました。しかし、前回の選挙では個人の考えよりも20年後30年後の我が国のあり方を考えての判断というのは既述したところではありますが、一政治家として活動していく上で自分の想いを素直に言える政党で活動しようと決意し入党しました。
    また、一部からは右傾化しているとか色々言われていますが、自民党が今以上にしっかりしなければ我が国は危機的状況になりかねないですし、国民、県民、市民の声を一番幅広く拾っているのは自民党だと思っております。これからも間違いなくそのような政党であると確信しています。
    当然、自民党入党への批判は覚悟の上での決断です。これからの活動で信頼を取り戻していくしかありません。

    公職選挙法の制限上、選挙期間以外での投票のお願いは出来ませんが、選挙戦に突入するまでに少ない時間を最大限活用して頑張っていきます。

    つらつらと書いてきましたが、ゴタゴタ言っても始まりません。やるしか無いのです。後付けでいっぱい理由を考えましたが、最大の理由は「秋田が好きだから」「自分たちの子どもにも好きでいてもらいたいから」それにつきます。

    一人でも多くの方と、共に、前に進んでいければ幸いです。

    ※個別の施策については、新しいウェブが完成し次第アップしていきます。