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  • 続・北朝鮮が弾道ミサイルを発射したわけですが。

    2017.09.14

    秋田市議会議員の宇佐見康人です。
    今朝6時57分に北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。二週間という短い期間、またも無警告での発射ということで強い憤りを覚えます。
    本気でミサイルを撃つ気はないのでしょうが、実験を繰り返し確実に精度が上がっていく隣国に脅威を感じます。毎度書きますが、戦争を未然に防ぐために話し合いによる解決が大前提ですが、話し合いが通じない相手に攻撃されないためには日本もさらに防衛力を高めていかなければいけないのではないでしょうか。
    我が国は、過去の経験から軍隊に対するアレルギーが強いです。 しかし、 現実問題として話し合いもできない、制裁も効き目がない国から国民の生命と財産を守っていくためには、現行の「先制攻撃をされるまで何も出来ない」状況でいいのでしょうか。
    過去の世界の歴史を見ても分かりますが、軍隊を持たない国は真っ先に狙われます。軍隊を持たない国で戦争に巻き込まれないのは資源がないか戦略的に拠点となり得ないかです。残念ながら日本は戦略的にも、海底資源という点からも重要な位置付けとなっています。
    また、日米同盟によりアメリカの軍隊に守ってもらえるという希望的観測もありますが、いざ戦争状態になった時に、他国の国民の命を自分の命を投げ捨てまで守るでしょうか。私は守ってはくれないと思います。また、それはアメリカの国民世論が許してくれないと思います。
    本来であればこのように目の前に戦争という二文字がチラついてから国民的議論を始めるというのは遅いですが、今こそ国民全員で日本の防衛のあり方を考えなければいけないと思います。

    9条を改憲したいと思っている人も、9条を守りたいと思っている人も、どちらも戦争をしたいと思っている人なんていません。
    しっかりと議論をし、戦争をしないためにどうしたらいいかを考え抜いていきたいものです。