今朝6時すぎに、北朝鮮による弾道ミサイルが日本の上空を通過しました。
Jアラートで携帯がけたたましく鳴り驚いた方も多いのではないでしょうか。
ミサイル発射から太平洋へ落下するまで約12分だったそうですが、約5分で国民の大半にその情報を伝えた我が国の技術力、国防力は素晴らしいものがあると思います。
緊迫した状況の中で政治が果たすべき役目は、戦争を起こさないように最大限努めることです。話し合いに話し合いを重ね回避することを目指すことが何よりも大切ですが、必ずしも話し合いが通じる相手ではないということもあります。交渉ごとは相手のあることなので当然足元を見てきます。
日本の武士道の精神では弱いものには手を出しませんが、大方の国では話し合いで解決できないとわかった時、相手が格下であれば軍事的な威嚇を仕掛けてきます。
そうなった時、むしろそうならないためにも、我が国の国防のあり方をもう一度真剣に考えなければいけないのではないでしょうか。
今回北朝鮮は、当初警告していた地域ではなく、無警告で東日本、北海道の上空に向けミサイルを発射させました。
これは、我が国にいつでもミサイルを打ち込めるということを示したことになります。また、9月9日を目処に核実験をするのではないかという情報も出ています。
ミサイル実験は毎回毎回失敗しているとの情報もありますが、裏を返せば一歩ずつ確実に実用的な軍事開発が進んでいるということでもあります。楽観は出来ません。
残念ながら、数年前から北朝鮮はじめ、中国の東シナ海への進出と尖閣諸島を狙った威嚇、そして韓国の竹島実効支配など我が国を取り巻く環境は100%安全というわけではありません。
私たちの子供を、未来の子供達を戦争という惨禍に巻き込まぬよう、一市議会議員として出来ることに限りはありますが、やれることをしっかりとやっていこうと思います。