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  • 自殺予防対策関係団体との意見交換

    秋田県自殺予防対策関係団体との意見交換会を行いました。
    秋田県は、何年も前から自殺率が全国でワースト1位となっています。秋田県に限らず、日本全体で年間約2万人が自ら命を断ちます。
    原因は一人一人違い、この対策をすれば全てが解決するというものはおそらく生涯見つけることはできないと思いますが、一人一人に寄り添うことは出来ます。
    秋田県の現状を見てみると、昨年度よりも自殺者数は減少していますが、個人的にはこれは一過性の減少に過ぎないと思っています。
    過去の経済危機を分析すると半年後から翌年にかけて自殺者数が上昇してしまいます。その多くは、働き盛りの男性が多かったです。しかし、今回の地域別では若い女性の自殺率が上昇している傾向でもありその分析と対策が急務です。
    これは意見交換会での意見であり憶測の域を出ませんが、今回の国難では真っ先に影響を受けたのが若い女性であったのではないかとのことです。派遣、夜の店、その他この自粛などで影響を受けた女性が自ら命を経ってしまったのではないかとのことでした。
    秋田県は首都圏から3〜4ヶ月遅れて影響が出始めます。
    経済的問題で自殺者は出さないという覚悟を持って、所管委員会としても民間と行政と協力しながら取り組んでいきます。