BLOG

  • 感染拡大地域との往来制限の緩和について

    感染拡大地域との往来制限の緩和について

    9月10日に東京都は都外への旅行の自粛を求めないことを発表し、それに伴い、国も10月から「Go Toトラベル事業」に東京都発着の旅行を追加することとなりました。
    秋田県ではこれまで、東京都における新規感染者の増加を受け、7月8日に本部会議を開催し、首都圏 への移動については、より慎重にしていただくよう注意喚起を実施してきました。
    往来の制限については、9月以降も真にやむを得ない場合を除き控えるようメッセージを発してきましたが、10月以降見直しされます。

    【10月1日以降の見直し】

    ○訪問先の感染状況に注意しながら、首都圏などとの往来も差し支えないものとするが、マスクの着用や三密となる場の回避など感染防止策の徹底を呼びかけ
    ・旅行先では混雑を避け、人と人との間隔を確保する。
    ・感染防止策が取られていない店舗の利用、三密となる場での会食等は避ける。
    ・「新しい旅のエチケット」を参照し、マスクの着用やこまめな手洗を徹底する。
    ・イベントや飲食店などでカラオケをしたり大声を出したりしない。
    ・接触確認アプリ「COCOA」を活用する。
    ・発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じたときは外出せず、「受診相談センター」に速やかに相談する。
    ・帰県後の健康観察や周辺の方々との接触には十分留意する。

    (1)県外との往来
    ・都道府県をまたぐ移動については、訪問先の感染状況に注意しながら、首都圏等 を含め行っても差し支えないものとしますが、感染防止策の徹底をお願いします。
    ・旅行先では混雑を避け、人と人との間隔を確保するようお願いします。
    ・訪問した場合は、感染防止策がとられていない店舗の利用や、例えば「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」の3条件が重なる「三密」の場での会食は避けるなど、最大限の注意をお願いします。
    ・政府が推奨する「新しい旅のエチケット」を参照の上、「マスクの着用」や「手洗い」などの基本的な感染対策を実施するとともに、「接触確認アプリ(COCOA)」の活用をお願いします。
    ・出発前、帰県後に発熱や体のだるさ、味覚、嗅覚に異常を感じたときは無理に外出せず、「あきた新型コロナ受診相談センター」に速やかに相談するようお願いします。また、帰県後は、周辺の方々との接触には十分留意するとともに、例えば、2週間の行動歴を記録するなど感染拡大リスクを最小限にするための取組をお願いします。

    (2)基本的な感染対策の実施
    ・今後、早期診断や治療法の確立、効果的なワクチンの開発等が実現するまでは、長丁場で感染の拡大防止と社会経済活動の両立を図っていく必要があります。県民及び事業者の皆様には、感染のまん延を未然に防ぐため、「人と人との距離の確保」「マスクの着用」「手洗い」をはじめとした基本的な感染対策に加え、「人との接触を8割減らす10のポイント」や政府が推奨する「新しい生活様式」を参照の上、引き続き適切な感染防止策に取り組みながら生活を送るようお願いします。
    ・発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じた際は、無理に出勤や登校せず、「あきた新型コロナ受診相談センター」に速やかに相談されるようお願いします。

    (3)「密閉」「密集」「密接」の「三密」を避ける
    ・集団感染の原因となり得る「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」の3条件が重なる場を避けていただくようお願いします。
    ※これまで、繁華街の接待を伴う飲食店やライブハウス、スポーツジム等においてはクラスターが発生していること、不特定多数での会食やカラオケを行うこと、大声を出す行動(飲食店等で大声で話す、スポーツ観戦等で大声を出す)などにはリスクが存在することに留意

    (4)各施設における感染防止策の実施
    ・各施設管理者の皆様においては、「入場者の制限や誘導」「手洗いの徹底や手指の消毒設備の設置」「マスクの着用」等を行うことを含め、「三密」を避けること、室内の換気や人と人との距離を適切にとることなど、基本的な感染防止策の徹底を図りながら事業活動を行うようお願いします。
    ・従業員の働き方について、在宅勤務(テレワーク)、時差出勤など人との接触を低減する取組をお願いします。
    ・また、各業界団体が作成する業種ごとの感染拡大予防ガイドラインに沿った取組の徹底をお願いします。
    (内閣官房【https://corona.go.jp/】:新型コロナウイルス 感染症対策「業種ごとの感染拡大予防ガイドライン一覧」を参照)
    ・施設やイベント会場の利用者等が感染した場合などにLINEでお知らせする「秋田県版新型コロナ安心システム」の導入をお願いします。
    (詳しくは県ウェブサ イトのサイト内検索でコンテンツ番号「50770」を検索)

    (5)イベント・行事等の開催
    ・イベント・行事等については、感染防止策を講じた上で開催するようお願いします。
    ・全国的な人の移動を伴うイベント(主に観客等の他都道府県からの往来が想定されるもの(選手や出演者等は除く。))又は参加者が1,000人を超えるイベントの 開催を主催される方は、県への事前相談をお願いします。
    (詳しくは県ウェブサイト のサイト内検索でコンテンツ番号「51207」を検索)

    (6)感染拡大の傾向が見られる場合の措置の実施
    ・感染拡大の傾向が見られる場合は、「感染警戒レベル」を踏まえ、外出自粛要請やイベント開催の中止又は延期要請、施設の使用制限など必要な対策を速やかに講じるものとします。

    (7)誹謗中傷の禁止
    ・感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷や人物の特定は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学調査への協力をちゅうちょさせ、感染拡大のリスクを高めることにもつながりますので、絶対に行わないようお願いします。

     

    以上、移動の自粛が緩和されますが、経済活動を行っていく上では、ある程度リスクを許容しうまく付き合っていくという視点も重要であります。
    また、感染は誰にでも起こりうることですし、誰が感染してもおかしくないものでもあります。冷静に、そして正しく怖がるためにも、憶測や間違った情報に一喜一憂するのではなく、手洗いうがいなどの予防策の徹底で共に乗り越えましょう。