新型コロナウイルス感染症の影響により病院の受診を控える方が増えています。同時に各種検診の受診率も低下しています。7月末時点での昨年度との比較では3割弱まで減少しています。
元々検診の受診率は5割程度を目標に設定していますが、その3割なので全体では15%に満たない数字です。また、小児科の先生の話を聞くと、未就学児の各種予防接種なども例年に比べると2割くらい減少しているとのことでした。
体調が悪ければ病院で受診したほうがいいですし、検診を控えることにより大きな病気を見逃してしまう危険性も高まります。必要な受診はするべきです。
また、ワクチンに関しては必要だから積極的な摂取を推奨しています。ワクチンの摂取は多くの人が摂取することで、摂取しない人や摂取できない人たちのこともカバーすることになりますが、摂取率が低下すると様々な感染症などの罹患率も上がってしまう危険性もあります。
各種検診やワクチン摂取は決して不要不急ではありません。必要なものです。受診をよろしくお願いします。
という要望を委員会で述べたところ、早速地元紙の誌面広告を使いワクチン摂取や必要な受診を呼びかける広告を出してくれました。
新型コロナウイルスだけではなく、健康寿命日本一に向けての意識を感じます。