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  • 東京都の感染者が200人超え。私たちに出来ることは?

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。

    東京都で新たな感染者が200名を超えました。この後、全国各地へどの程度広がっていくかを慎重に見極めていかなければいけませんが、緊急事態宣言は、私は現段階では必要ないと思っていますし、影響と効果のバランスがあまりにも悪すぎると考えています。

    幸い秋田県内では感染者が4月から確認されていません。そんな平時には、どこまでリスクを受け入れ、どのようにウイルスと向き合っていくかを、それぞれが考えていくことが重要であると考えています。先の一般質問や、福祉環境委員会でも何度も述べていますが、リスクコミュニケーションを平時の時から学ぶことが重要であります。
    生意気かもしれませんが、個々人で出来る感染予防策を徹底すること、再確認していただきたいです。

    ・手を清潔に保ちましょう。石けんで手洗いを行うか、手指消毒用アルコールで消毒を行いましょう。

    ・咳やくしゃみをする人からの距離を保ちましょう。

    ・自分の目、鼻、口に触るのは止めましょう。

    ・咳やくしゃみをするときは、肘の内側またはティッシュペーパーで鼻と口を覆いましょう。

     

    手を洗う前に顔を触っていませんか?
    マスクは正しく着用していますか?

    会話をする時は一定の距離を保っていますか?

    などなど、クラスター対策班が現在のところ効果的であると考えている、誰でもできるし、みんながやれば効果的な対策を今一度徹底しなければいけないと感じます。
    東京都の数字だけが一人歩きし、地方での対策と都心での対策を混同してしまいそうになりますが、改めて、それぞれが出来ることをしっかりと行い、県内では経済をしっかりと回し、感染対策もしていくという意識で私は進んでいくべきだと考えます。

    ちなみに、昨日秋田県は、東京都(首都圏)との不要不急の往来(観光含む)を避けるようお願いが出されました。このような水際対策もしっかりと県では行っていますし、呼びかけています。
    地方においては、そもそもの医療ベット数も宿泊施設数も少ないです。また、専門のお医者さん、看護師さん、その他の医療資源も脆弱です。県内で確保しているベット数から計算すれば、1日の感染者数が10名を超えてしまうと医療的には危機的な状況になると推察されます。
    そういった状況もご理解いただければと思います。