こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
先日の総括審査では、秋田臨海鉄道株式会社の事業終了に伴う、秋田港への影響を問いました。現状では、影響がないようとのことですし、秋田港周辺の計画も予定通り進めるとの答弁でした。
新型コロナウイルスの影響により、クルーズ船の寄港は当面の間見通せない状況ではありますが、物流拠点として秋田港は今後も重要な役目を果たしていきますし、世界の状況が変化していく中では欠かすことができない港だと思っています。
引き続き、地元の人間としても秋田港から全県を発展しさせていけるように尽力していきます。
Q・秋田臨海鉄道株式会社の事業終了に伴い、秋田港を活用した物流を鉄路から完全に陸路に切り替えるということだが、高速道路の4車線化の未整備区間もある中、秋田県シーアンドレール構想への影響や今後の見通しをどう捉えているのか。
また、新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、クルーズ船の気候中止が相次いでいるが、秋田港港湾整備への影響はあるか。
A・秋田港を活用した貨物の輸出入については、すでにトラック輸送に切り替わっていることから、秋田臨海鉄道株式会社の事業が廃止となってもシーアンドレール構想への影響はない。
シーアンドレール構想については、現在、秋田港シーアンドレール推進協議会が中心となって取り組んでおり、秋田港からロシア、ヨーロッパ方面への輸出貨物の集約が最大の課題となっている。
平成30年度から行われている国の実証輸送等の動きも注視しながら、ポートセールスに引き続き取り組んでまいりたい。
また、秋田港は、県内の物流拠点港であるため、港湾の整備については、クルーズ船の寄港中止に関わらず計画に従って整備を進める予定である。
新型コロナウイルス感染症の影響でサプライチェーンの見直しの動きも出ており、今後、輸出貨物量が増加する可能性もあると考えている。