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  • 大規模災害は平時の「確認」が重要!!

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
    この度の豪雨でお亡くなりになられた方へご冥福をお祈りいたします。また、被害にあわれた方へお見舞い申し上げます。
    新型コロナウイルスへの対応と同時に自然災害にあわれ、日常を取り戻すまで苦労は絶えませんが、全国民が心を寄せ1日も早い復興をすることを願っています。
    新型コロナウイルスが話題となった時に、SNS上では「この状況で自然災害が起きたらどうしよう」という声を見かけたことがあります。各行政機関では避難所での感染防止策をしているとは言え、平時の避難所運営とは違い他の苦労も多いかと容易に想像がつきます。
    秋田県でも、新型コロナウイルス対策も盛り込んだ災害対策マニュアルの作成指針を作成し、各市町村に対してコロナ禍での災害対策指針作成を呼びかけています。その点については6月22日に行われた一般質問でも触れていますのでご覧いただければと思います。

    さて、コロナ禍以外の時でも大規模災害に対応するためには、平時の「確認」が必要です。
    家にいる時の避難なのか、勤務中の避難なのか、家族との連絡体制はどうするのか、最低3日は自身で命を繋ぎ止めるための備蓄はあるかといった「個人の確認」から、避難した際の避難所での役割などの「地域での確認」もとても重要なことです。
    大規模災害時は、行政職員も被災者となりますし、自衛隊や消防なども出動するためには時間を要します。一番最初に自分の命を守れるのは自分しかいません。自分の命を守った上での大切な人の命を守ることに繋がります。

    災害は忘れた頃にやってくると昔の人は言いましたが、今や毎年日本各地で大規模な災害、人命に関わる災害が発生しており、秋田も例外ではありません。また、災害も大雨、台風、地震でとるべき対応も変わってきます。
    今一度、平時に「確認」をしておくことをお願いします。