一般質問が終了しました。
実際の発言内容とは多少違いますが、原稿を載せておきます。
0・冒頭
1・子育て支援について
2・子どもの貧困対策について
3・次世代が地域コミュニティーに参加できる環境づくりについて
4・県・市連携文化施設に係る駐車場の確保について
5・スポーツの振興について
6・交通安全対策について
7・防災行政について
8・土崎地区と秋田港の振興について
9・大森山動物園について
10・市長の政治姿勢について
冒頭
おはようございます。
私は今年32歳になりました。
私たちの世代は、戦後復興、高度経済成長、右肩上がりのバブルの時代など、それら「成長の時代」を直接は知りません。物心ついた時から聞いてきた言葉は「不景気」の三文字です。
「将来年金がもらえるだろうか」「結婚はしたいけど今の収入でやっていけるだろうか」「子どもを二人目も欲しいけど何があるか分からないから」など、何かと不安が先行してしまいます。
私たちの世代は今後、成長の時代を経験することはないかもしれません。でも、私たちが今やるべきことは、次の世代が「秋田に生まれてよかった」と思ってもらえるように、前向きな姿を見せ続けることです。
子どもたちは私たちの言葉は聞いてはいません。子どもたちのために真剣に取り組んでいる姿を見ています。そしてその姿を見て学んでいます。そしてそれが次の世代へと繋がっていきます。
今回の一般質問では「こどもにやさしい秋田市」という視点で質問をさせていただきます。なぜ、私が「こどもにやさしい秋田市」という視点で質問するかというと、理由は3つあります。
一つ目は、急速な少子高齢化を解決するための道筋を、今、ここから始めなければいけないという危機感から。
二つ目は、全国でも問題となっている「子どもたちの貧困」を解決するために部局を超え、議会と当局という立場を超えて取り組まなければいけない問題だと感じているから。
三つ目は、秋田市だけではありませんが、全世代の社会保障のあり方や経済の持続可能性をあらためて考え直していかなければいけないと感じているからです。
私は厚生委員会に所属させていただいていますが、同年代の人に対して「今の秋田市を悲観せずに、希望を持ってもらうためにどんなメッセージを発し、何をしていくべきか」というのは、次世代にバトンを繋ぐ者の一人として触れないわけにはいきません。あらかじめご了承ください。
前置きが長くなってしまいましたが、通告に従い、質問に移らせていただきます。
0・冒頭
1・子育て支援について
2・子どもの貧困対策について
3・次世代が地域コミュニティーに参加できる環境づくりについて
4・県・市連携文化施設に係る駐車場の確保について
5・スポーツの振興について
6・交通安全対策について
7・防災行政について
8・土崎地区と秋田港の振興について
9・大森山動物園について
10・市長の政治姿勢について