2016.11.10
秋田市というか日本が抱える最大の問題は【急速な】少子高齢社会と、【いびつな形での】人口ピラミットの中での人口減少です。
内閣府の発表でもありますが、高齢化の速度について、高齢化率が7%を超えてからその倍の14%に達するまでの所要年数(倍化年数)によって比較すると、フランスが126年、スウェーデンが85年、比較的短いドイツが40年、イギリスが46年であるのに対し、日本は、昭和45年に7%を超え、その24年後の平成6年には14%に達しました。
日本の高齢化率の速度は他の国と比較にならないくらい急速なスピードで進んでいて、2060年には40%を超えるのではないかという推計もあります。
急速に高齢化が進むと何が問題かというと、社会保障費と労働力が不足してしまう可能性があるということです。
例えば、保育園の第二子無料化事業は秋田市独自の事業ですが、28年度4月2日以降に生まれる第二子の保育料金が無料になります。
現在すでに生まれている第二子は対象にならないことなど賛否両論あるのは重々承知していますが、全てを一気にやるのは厳しいことなので「子育て、出産の支援」のスタートとしては僕は十分に価値のある取り組みだと思っています。
ただし、ここで止まっては意味がありません。今回は「少子化対策としての第二子保育料無料化」としてその効果をはかり、別の問題として「子育て政策としての保育料無料化」を進めていかなければいけないのですが、現在、国でも県でも進めている方向性としては第3子が生まれた時の支援です。
合計特殊出生率を2、07以上にしたいので多子世帯を重点的に支援をするという方向性は理解できますが、すでに合計特殊出生率が1、30代になっている現状を考えると、第3子が生まれた時の支援よりも、結婚そして第一子、第二子への支援に力を入れていくことが必要です。
このあたりは昨年の9月の一般質問や委員会などでも取り上げましたが、感触としてはまだまだ先のことになるのかなと感じました。この点に関しては別の機会にお話をさせていただくと同時に、今後も提案を続けていきます。
人口減少、少子高齢という今までの日本でというか世界でどこも経験したことのない局面なので今日明日効果が出る策はありませんし、全ての政策が上手くいき効果が目に見えた効果がで始めるのは早くても20年後30年後の話です。詳しくは以前もブログに書きましたのでそちらの方をご覧ください。
で、もう一つ日本全国で人口減少の要因に「結婚しなくなった」ことが挙げられます。
統計でも出ている通り、日本全国で晩婚化が進んでいます。一世代前だと24〜5歳で結婚する人が多かったですが、現在は30歳前後となっています。
結婚をしない理由は、収入が不安定であったり、結婚願望がなかったり、結婚にメリットを感じなかったり、異性と付き合うよりも趣味に時間やお金を遣いたいなど様々ですが、結婚していない男性女性が結婚しない理由としてあげているもので一番多いのは「相手がいない」ということです。
この相手がいないとうもさらに分けることができて、付き合っているけど「結婚するにふさわしい」相手がいないと答える人と、そもそも「異性と出会う機会がなく」相手がいないと答える人が増えているそうです。
また、一昔前(少なくとも僕が大学生の頃)だと【合コン】という言葉が盛んに使われていましたが、今はどうやら死語のようです。
大学生と話をしていても、「合コンなんてしねーし」という感じで鼻で笑われてしまいました。笑
そこで、秋田市では独身の男女を対象に出会いの場を設けています。
それがシングルズカフェです!!!!!!
結婚はしたいけどなかなか出会いがない・・・そうお考えの方は是非参加してみてください。
ちょっとサイトが「若者向け」仕様にはなっていませんが、是非活用してみてください。