いつも応援ありがとうございます。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
今日も昨日に引き続き、一般質問での原稿を載せます。
例のように、原稿であり、実際の発言とは多少異なるところがありますが、ご容赦ください。
県・市連携文化施設についてです。
市長説明でもあった通り、県・市連携文化施設の建設候補地を現県民会館所在地にすると決定されました。また、駐車場の問題も秋田ニューシティ跡地を活用するとの方向性が示されました。
中心市街地の駐車場事情を鑑みると仕方のないことと思いますが、突然の発表だったことに加え、先月の県と市の説明会ではそのような案は示されていなかったので、驚いたというのが正直なところです。今となっては、あの説明会も理解を得るための説明会ではなく「形だけの説明会」と思わざるを得ません。
また、予算規模も解体費用も含め最大で200億円近くにものぼる大事業となり、ランニングコストは約4億円とのことです。
私個人の意見としては、まだまだ住民の理解は得られていないのではないかと感じます。
次期秋田市総合計画の基本理念の副題にもある、「元気と豊かさを次世代に」という言葉が虚しく響きます。
次世代に引き継ぐためにも、しっかりと次世代の声を聞く機会を作ってみてはいかがでしょうか。次世代に向けての説明会や意見交換会をするメリットは「ただ意見を聞く」というものだけではありません。次世代が参加することで、若い世代にも「まちづくりに関しての当事者意識を芽生えてもらういい機会」になると考えます。
以上のことをふまえ、質問をいたします。
(1)これまで意見交換会の中で市民に対して建設の必要性や機能等を説明をしてきているが、本当に市民の理解は得られていると考えているのか
(2)今後の具体的な検討に当たっては、10代から30代までの若い世代に特化して意見を求める場が必要と考えるがどうか
(3)市民から愛され、より有効に利用してもらえる施設にするためにも、駐車場の設置や建設費などを含め、公表された整備方針を練り直すことは可能なのか