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  • 自民党・冨樫博之候補者を支援します。【追記あり】

    2017.10.10

    こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
    秋田市議会は今日から28年度決算の審査がスタートしました。決算審査はボリュームも多く予算が適切に執行されているかどうかを見極めるための非常に重要なものとなっています。決算審査と予算の審査を混同せずに臨まなければいけないなと思ってはいるものの実際に質問をするとなかなか難しいなと実感しております。
    衆議院選挙も今日からスタートしたわけですが、秋田市議会は18日までが会期となっているため今までの選挙とは違い身動きがしにくいなと感じております。

    さて、衆議院選挙においての私の動向ですが、今回の選挙では自民党の冨樫博之候補を支援することとしました。
    統一地方選挙から支援をしていただいた民進党と合流をした希望の党の候補者を応援するのが筋だろうという声もありましたが、私自身、解散が決まり希望の党と合流することが決定してからも悩みましたが今回の決断としました。
    理由は数ありますが、主な理由は次の点になります。

    ・「安倍政権打倒」という理由だけで地方の声を聞かずに合流することへ強い不信感を抱いたということ

    ・政権交代可能な二大政党を目指すのであれば、民主党政権時代の反省を活かし10年20年かかっても後世のために基礎作りに専念すべきであると思っていること

    ・小池都知事の政治手法や発言は理解しがたいということ

    ・各種政策を見ていると、都市部中心の政策が主であり地方を見ているようには思えないということ

    ・そしてこれからの日本の発展を目指すのであれば東京一極集中を打破し地方に光を当てなければいけないと感じていること

    ・東京、大阪、名古屋などの大都市圏の首長で作った「地方」のための政治よりも、「秋田」の現状を把握している方に地方の声を届けてもらいたいと思っていること

    ・個人的に反主流派の石破茂さんや小泉進次郎さんを尊敬しているということ(全ての考えや施策に賛同しているわけではありません)

    ・ゆくゆくは石破さんに総理大臣になってもらい、地方がもう一度息を吹き返すためのきっかけを創ってほしいと願っていること

    この他にもいろいろありますが、一政治家として日本の将来、秋田の将来を真剣に考え、支援してくださっている方とも話し合いこのような形となりました。
    個々の思いに対してさらに詳しい思いを書くことは控えますが、私の思いはこのような感じです。
    個人的にも、そして政治家としても、民進党の方々、特に寺田学さん、沼谷純さん、小原正晃さんには非常にお世話になり心苦しい決断ではありましたが、今後ご理解いただけるように誠心誠意活動していきます。

    また、今までの各種選挙のように全体の投票率の向上のためにも一政治家として頑張っていきたいと思います。

    【追記】
    私は小さい時から根っからの保守的な家庭で育ちました。ですので、当時の民主党から推薦をいただくという選択をした時には、家族だけではなく地域の方などからも驚きや反対がありました。
    しかしなぜ民主党から推薦をもらったかといえば、日本の政治を発展させていくためには以前から言っているように、政権交代可能な二大政党制というのは必要なことだと思っているからです。それは地方政治においても一緒だと思っています。議会内でもバランスの取れた状態がなければ、行政運営にとっては楽かもしれませんが、市民サービスの相対的な向上のためには必要なことです。
    今回希望の党がその一翼を担うのかどうかは分かりませんが、個人的な思いとしては左右幅広い人たちが集まり党内で議論をし、決まったことに対しては一緒に進んでいくというのが一番重要なことであり、また、政権運営をしていた時の反省をしっかりとしなければいけなかったはずなのに、民進党はそれをせずに安倍政権打倒のためだけに希望の党と一緒になるという道を選びました。
    そして小池代表の政治手法を見ていると、民主党が失敗をした道をもう一度歩もうとしているようにしか見えません。それだけは絶対に避けなければいけません。

    これからは、政権交代可能な二大政党制を目指すということは一旦置き、一地方議員として自分の主義主張を前面に出して成長していきたいと思います。
    ご期待くださった方には大変申し訳ありませんが、引き続きご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。