2017.11.01
こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
今日11月1日は秋田市総合防災訓練が行われました。消防関係だけではなく、自衛隊、警察はじめ様々な機関と連携をし万が一の時に備えての総合的な訓練です。
また、11月5日には津波防災の日として全国各地で津波防災関係の訓練も行われます。
昨年も感じましたが、大きな災害が起きた時自分の命を守ってくれるのは自分しかいません。自分の命を守れ無い人が大切な人の命を救うことは出来ません。
私たち東北の人たちはあの地震があり、当事者意識を持ちしっかりと防災減災を行政任せにせず自ら自発的に行っていかなければいけないですが、地元の各町内会やブロックの方達に話を聞くとまだまだそのレベルには達してい無いというのが実情です。ある町内会は、「うちの町内は災害が起きた時に町内でしっかり連携をし進めていく」と力強く言ってくれる町内もあれば、「災害が起きた時は被災者だから仕方ないよね。」と消極的な町内もありました。
7月8月の豪雨による被害があってもこのように認識に差が出てしまうのは正直悲しいところではあります。
実際に大震災が起きた時にどのような行動ができるかは分かりません。また、いつどこで災害に遭うか分からないので仕方ないのかもしれませんが、最悪の事態を想定して訓練できているところと、そうではないところでは、避難をした時などの「人災」は大幅に減らすことができると思います。
これは持論ですが、大きな災害が起きた時に行政に期待をするというのは止めるべきです。行政が果たすべき役割は、災害が起きた際に被害を最小限に抑えるための啓発や準備、災害が発生した時の復興への道筋をつけることです。
まずは、自分の命は自分で守るという意識をそれぞれが持っていただき大きい災害が起きても被害を最小限に抑えられるように日頃から訓練をしておきましょう。