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  • 秋田県新型コロナに関する医療体制の整備と経済対策第二弾!!〜妊婦さんの支援と、医療的ケア児の支援策〜

    こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
    今日は県政協議会が開かれ秋田県の新型コロナウィルス感染症に関する医療体制の整備と、県内の経済対策に関する予算案の第二弾が示されました。
    今回の補正予算では、総額約66億円の追加提案であり、知事曰く今回の補正で秋田県の財政調整基金はほぼゼロになってしまうとのことです。それくらいの経済対策と医療体制整備であるという県の本気度が伝わってくる内容でした。
    個人的に求めていた妊産婦さんへの検体検査支援事業「安心できる出産支援事業」を盛り込んでもらい嬉しく思います。
    この予算では、秋田県内で出産予定の方の検体検査を行うのですが里帰り出産の方へも対応します。秋田県に縁のある方が安心して出産できるよう、そして県内の産婦人科さんも安心して診療できる環境の整備につながると思います。
    特に初めての出産をされる方は、出産の不安にプラスしてコロナの不安とも戦わなければいけません。また、市内の産婦人科では当面の間立ち会いなども制限しての対応だそうですので、こうした取り組みが妊産婦さんへの安心感につながればと思いまうす。

    また、委員会などでも求めていました医療的ケア児への支援も盛り込まれました。こちらは、放課後等のデイサービスを利用する際のタクシー利用や、居宅介護をしている方への支援が盛り込まれています。
    また、これとは別に児童相談所や介護施設、理容店などにも消毒液の配布をスピード感を持って対応するとのことです。

     

    それに加え、県政協議会の場では県内学校の修学旅行についてと、秋田市との連携のあり方などをお伺いしましたので、後ほど別の記事で書かせていただきます。

    今回のコロナウィルスは、すべての人が当事者となりすべての人が影響を受けていますが、なかなか支援策が表立って届かない方へもしっかりと支援策を提供している県のスピード感はとても評価しています。
    100%フォローできている状況ではありませんし、まだまだ足りないという声もありますが、少しずつでも確実に前に進めていければと思います。

    なお、本補正予算は、明日の本会議で承認される見込みです。