BLOG

  • 6月議会一般質問〜最後に〜

    2019.06.14

    以上で、私の一般質問は終わりますが、最後に秋田市議会議員の時にも感じていたことを述べさせていただきます。
    イージス・アショアの配備が秋田市、秋田県の課題として取り上げられるようになってから、様々な場で議論され、意見を聞かれることが増えました。また、地元紙の投書欄でも関心が高く連日多種多様な意見が寄せられています。メディアでも、賛成反対に関わらず報道される機会が増えました。議会で説明が行われれば、夕方のニュースでは全ての局で報道されますし、新聞でも次の日に全ての紙で取り上げられています。陳情や請願が出されれば多くの人が押し寄せていました。その裏では、イージス・アショアと同じくらい重要なこと、将来の秋田を左右すると言っても過言ではないようなことが話し合われたとしても全く注目されませんでした。
    イージス・アショアは外からの課題です。
    人口減少対策やまちづくりの方向性などは内なる課題です。
    イージス・アショアは、いわば目に見える脅威です。
    人口減少対策や少子化問題は直ぐに感じることができない目に見えない脅威です。
    どちらも、我が国のあり方や、二〇年後三〇年後のまちのあり方に大きく関わるものであり、他人事では済ませることはできません。私たちも伝える努力を惜しまず、意見を聞くために積極的に足を運びます。
    どうか、イージス・アショアに限らず、あらゆる課題を自分たちの、そして次の世代の課題であるという認識のもと様々な課題を一緒に考えていただければと思います。
    生意気なことを言っていますが、秋田県の発展のための最大の敵は「無関心」です。自分たちが暮らしている街の課題から無関心な人が一人でも少なくなることを願っています。
    ご清聴ありがとうございました。