こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
私の地元土崎で7月20日21日に行われた土崎みなと祭りも無事に終了し、土崎の人たちにとっては一番辛い時期に突入してしまいました。平成最後のお祭りでしたが参加された方は楽しめたでしょうか?
私が所属している町内は将軍野一区という町内なのですが、昭和50年から44年連続で奉納をさせていただきました。44年連続ですので平成年間は完全奉納となりました。
この後何年連続で奉納できるか分かりませんが参加している人たちが楽しく参加できる環境をこれからも作っていければと思います。
さて、随分と更新が途絶えてしまっていましたが昨日(7月24日)は防衛省からイージス・アショアの配備についての説明を受けるための全員協議会が行われました。前回の全員協議会は自由発言が許されていましたが、今回は各会派の持ち時間制となり「そうせい」には9分間(会派時間3分+人数時間6分)が割り当てられ、私も約2分間もらい質問をしました。
私からは配備の是非やミサイルやレーダーの性能、周辺への影響といったものよりも、防衛大臣が国会や知事、市長への説明でも述べていた「地元の理解と協力」について質問しました。
「地元の理解と協力」については前回同様「今後も理解を得るために努力していく」という答弁に終始していましたが、国が各自治体に負担を求めていく場合欠かせない課題であり有耶無耶にしてはいけない問題だと思っています。
また、これをないがしろにしてしまえば今まで理解を示してくれている人たちも気持ちが離れてしまう可能性もあります。
冒頭私からは「私のところには、配備を受け入れるべきだという声が多く寄せられている。しかし、その理解を示している人たちも今回の進め方には納得していない人が多い」という苦言を言いましたがどれくらい受け止めてくれているかは疑問です。。。
また、調査の結果不適となれば配備しないことも「あり得る」という表現をしていますが、この表現にも誠意を感じません。不適となれば配備しないことが当然であり「あり得る」というのは本当に地元のことを考えてくれているのか心配になります。この点も触れましたが、上手くかわされてしまいました。
他にも、仮に配備が決定した後の演習場の呼称変更はあるのか、至近距離では影響がないとしているがどれくらいなら影響があり得るのか、ペースメーカーへの影響はないのかなど聞きましたが、【地元の理解を得るために頑張っている】という評価はまだまだできないというのが正直なところです。
配備先への課題はまだまだあるものの、受け入れに理解を示している私ですら思うのですから、他の方はもっと思うでしょう。こういったところが地域の人たちへ不安を与えてしまう一因になってしまうのかなと危惧しております。
今後はしっかりと「地元の理解を得るための姿勢」をみせてほしいと思います。
※詳細な内容は議事録が完成したらアップします。