2017.11.14
こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
昨日は、市議会議員になる前から続けていた「うさみの出前」ですが、一昨年の男鹿市、昨年の盛岡市に続き久しぶりに秋田市以外で、仙北市での門脇市長との車座座談会へお呼びいただき、来春の仙北市議選に向けて「市議会議員って何をするの?」という素朴な疑問から「選挙ではどれくらいお金がかかるの?」という生々しい話までさせていただきました。
門脇市長もみなさんからの声を真剣に聞き、質問に真摯に答えていましたが、首長として参加人数が少なくとも腹を割って話をする姿勢に大変感銘を受けました。
仙北市に限らず、全国の合併をした市町村では未だに旧市町村同士の軋轢があるという話を耳にすることがあります。そんな中での市政運営はさぞかし大変だろうなと感じます。
首長と地方議員では立場も役割も違いますが、市民から選ばれ市民のために仕事をするという根幹は一緒です。自分のためや、一部の地域のためだけに仕事をしないという初心を忘れずに続けられているところも見習わなければいけないと思います。
門脇市長の政治経験に比べてまだまだ卵に毛が生えたような存在ですが、真剣に話を聞いてくださった仙北市のみなさんにも感謝です。
貴重な経験となりました。
驚いたのは、市民主体となりこの車座座談会が開催されているということです。
私たち政治家が行う報告会なんかはどちらかといえば支援者が中心となり集まるので批判的な意見はほとんど出ませんので、話していて気持ちがよくなることが多いです。
しかし、うさみの出前もそうですが、知らない人、応援してくれているかどうかわからない人、そもそも誰が来るか見通せない会で話をするのはとても勇気がいります。(結構喧嘩腰で話しかけて来る人もいるので。)
でも、そのような環境で自分の意見を伝えるというのは政治家として成長する機会となると私は信じています。
是非とも秋田市の方も、誰を応援しているとかに関わらず、市長はじめ政治家の人たちと車座で意見交換をする場を積極的に設けてほしいなと思いました。
それが、政治参加、まちづくりに繋がる遠回りのように見えて一番の近道だと思います。