2016.05.17
【インバウンドって何ですか?】
昨日は秋田県旅館ホテル生活衛生同業組合秋田市部の総会があり、講演会ではトラベルデザイン株式会社の須崎代表取締役社長のお話が聞けました。
トラベルデザイン株式会社は、外国人観光客を秋田に誘致するための訪日外国人旅行事業=インバウンド事業で各方面から期待をされています。
で、社長の須崎くんは大阪出身で秋田に骨を埋める同い年の若手のホープです。
昨日は久しぶりの再会でしたが、互いに刺激し合って、秋田をまだまだ盛り上げていくために頑張っていこうねと約束しました。
で、個人的に思う、秋田の観光の課題は
①各市町村でバラバラに誘致をするため統一感がない。広域連携が必要。
②イメージと勘と経験に基づく取り組みが多く、データを活用しきれていない。
③商品とターゲットを絞りきれていない。
この他にも課題はあるかもしれませんが、上記の課題はすぐに、お金もあまりかけずに、ヤル気さえあれば出来る事です。
2011年以降、外国人観光客が激減してましたが東北全体では回復傾向にあります。しかし秋田県は伸び悩んでいます。
ちなみに平成26年の秋田県の外国人観光宿泊客は福島県にも抜かれてしまいました。
宮城県 10.0万人
岩手県 7.0万人
青森県 6.2万人
山形県 4.3万人
福島県 3.4万人
秋田県 3.2万人
須崎くんが今後、縦横無尽に活躍してくれる事で秋田県の観光業全体も回復していくと信じています。