BLOG

  • 安倍総理大臣の辞任と次期総裁選挙について思うこと。

    2020.08.31

    安倍総理大臣が7年8ヶ月勤め上げた総理大臣の職を辞任しました。戦後歴代最長の政権運営は私のような小物政治家にとっては想像もつかない激務だったかと思います。憲法改正や拉致問題の解決は厳しかったですが、外交や経済対策については安倍首相でなければ前には進まなかったのでは無いでしょうか。その点は、各国のトップの声明が裏付けするとことではありますが、まずは、体調を万全の状態にされてから、また国のために頑張っていただきたいと思います。

    さて、次の総理大臣を選ぶための前段階としての「自民党総裁選」に世間の話題が移っていますが、この国難を乗り越えていくために菅官房長官の立候補が取り沙汰されています。秋田県出身初の総理大臣誕生に向けて、また、この難局を乗り越えていくためにも個人的には菅総理大臣が誕生してくれることを願っています。
    その選定方法は緊急時とは言え、両院議員総会だけではなく党員の投票も行うべきであると考えています。可能な限り広く声を聞き、王道で新しい総理大臣を後押しする必要があるのでは無いでしょうか。

    しかし、一部野党やその支持者からの「民主主義で総理を選ばないのか!?」という声に対しては意見を。
    仮に両院議員総会だけで総裁が選定されたとしても、党員の投票も込みで総裁が選ばれたとしても、どちらも民主主義によるプロセスを経て選定されることに変わりはありません。
    党内のルールとして、総裁の選定方法が定められている以上はそのルールを運用するのもまた民主主義によるところです。

    しかし、自民党の総裁=日本の総理大臣である可能性は極めて高いです。そう言った意味では自主的に広く党員の声を聞いていく努力は必要であります。
    来年の総裁任期満了時にはフルスペックでの総裁選が行われますが、今回も党員の方達の声をしっかりと聞いて判断していきたいと思います。