こんばんは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
今日は総括審査に登壇しました。通告した内容は「重度障害児者の支援について」です。
以前も書きましたが、本来私は、障害者という言葉を使いたくないと考えています。それは、障害があるのは、その人にではなく、社会側、受け入れる側、私たち側に課題があり、彼らにとってはそれが一番の障害となってしまっていると考えるからです。今日は、性質上、障害者という言葉を使わせてもらいますが、それを少しずつ取り除いていくことが、私たちが目指していく方向性だと個人的には思っています。今日明日すぐに変わることはないと思いますが、今の子どもたちが大人になった頃には障害者という言葉は死語になって欲しいなという思いで質問に望ませていただきました。
私は、福祉環境委員会に所属しているので、所管する内容ではあるのですが、知事の姿勢を聞き今後の施策に反映させていかなければいけないと思いあえて取り上げさせていただきました。
お時間がある方は、県議会のホームページからやり取りをご覧ください。
31分くらいから始まります。
施設運営は経営も伴いますので志だけでは出来ません。でも現実には志だけでやっている人たちもいるということを知りました。特に立ち上げの際の金銭的な支援は重要であり、重度障害者の施設は医療機器も揃えないといけません。
金銭的な支援も簡単な話ではないというのも分かりますが、さらに医療が発展すれば、表現として正しいかどうか分借りませんが、救える命、救われる命が増えていき、障害を持った子も実際に増えていきます。
これからさらにこういった施設が必要になっていくことを考えれば、整備をしなければいけません。この点も国支援のもとで、地域の実情を知っている各市町村が主体となって行っていくべきだと考えていますが、県からも後押ししてもらえるよう引き続き問題提起していきます。
また、同時に家族の支援と居場所づくり、社会全体で支えていくのだという風土づくりにも向き合っていきます。