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  • サッカー専用スタジアムの建設について

    こんばんは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
    今日から12月議会の一般質問がスタートしました。初日の今日は、自民党の工藤先生と原先生、みらいの土谷先生が登壇しました。
    工藤先生からは、知事の定例記者会見での「県有地の売却」についての真意について問いました。私も似たような質問をする予定でしたが、報道での見出しと、知事の真意は若干違うのかなと感じました。また、土谷先生からは、防衛省と折衝する際にはどのような姿勢で臨むのかということも問われましたが「新屋は非常に厳しい」という姿勢で面会に臨むとのことでした。
    イージス・アショアの配備についてはこの後、私も含めてもう3人質問します。知事の認識を問うものですので、基本的に防衛省の姿勢が明確に変わるという可能性は極めて低いです。しかし、県民市民にとっては重要な問題でもありますので、取り上げないわけにはいきません。
    配備の必要性を認めているからこそ、こちらの意見や要望を伝え交渉の窓口を閉さずに引き続き個人としても会派としてもできることを尽くしていかなければいけません。

    この他のホットトピックスは、サッカー専用スタジアムの整備についてです。これも工藤先生の質問でしたが、今現在建設場所と建設主体をどうするかで検討が続いているわけですが、いつまでも塩漬けにしているわけにはいきません。
    秋田市内の候補地となっている3ヶ所はいずれも課題があり、スムーズにはいきません。
    また、知事からは民間企業も主体性を持って参加して欲しい旨がありました。私もそう思います。人口減少が進む中で財源はどうするのか、どのように運営していくのかなど課題は山積みです。民間の知恵と金銭的な負担も当然必要になってきます。
    ちなみに私は秋田市議会議員の時に、秋田市が陸上競技場の整備をする予算案には修正案を出しました。その理由は、スタジアム整備に向けて動いている中で秋田市の姿勢に疑問を持ったからです。端的に言えば、協議会や検討会の場での発言に主体性を感じることができなかったからです。そんな中で陸上競技場の整備をしてはその後の本丸の建設を進める際に逃げ口上を与えてしまうのではないかと危惧していたからです。
    当時は、スタジアム整備事態に反対なんだと言われることもありましたが、結果として今のような状況になってしまったのが残念で仕方ありません。
    また、Jリーグ側の整備基準にも疑問を持っています。全国画一の基準でやるのは地方にはデメリットが大きいです。それぞれの経営方針をクラブが主体性を持ってやっていくのが一番かと思いますが、民間企業が行うことなので強く求めるのは厳しいのかなと感じています。

    いずれにせよ、スポーツには県民、市民に夢や希望を与える効果があります。次の世代にとって創ってくれてありがとうと言ってもらえるようなものを進めていかなければいけません。