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  • 6月議会一般質問〜港湾の振興について〜

    2019.06.14

    次に、港湾の振興について、知事にお伺いします。
    近年、秋田港の整備が進められ、コンテナ取扱量やクルーズ船の寄港回数は順調に増加しており、地元土崎の住人として、とても嬉しく思っています。ハードの整備は国と県が積極的に行ってくれていますので、私たち住民は、それを活かし、どうしたら地元の経済の活性化に寄与するのかを考え、地域の振興につなげていかなければいけません。
    昨年県が公表した港湾計画の改訂内容は、とても夢があり、計画が実現すれば、土崎の風景はもとより、経済の面でも、真の港町としてもう一度力強さを取り戻してくれるものと期待できるものでした。地元の同年代の仲間と話しても、秋田港整備に関する県の方針を前向きに捉え、行政が頑張っているのだから、自分たちも地元のために頑張らなければいけないと奮い立っている人もいます。
    しかしその一方で、少し疑心暗鬼になっている人がいるのも事実です。中途半端なものができるのではないか、整備をしてもどうせ人は来ないのではないか、などなど。この不安は、期待の裏返しだと思いますが、若い世代が希望を持てるように、次の世代が夢を持てるように、是非とも、前向きなメッセージを発していただきたいと思います。
    そこで、お伺いします。物流の一大拠点の形成に向けた、今後の秋田港の整備計画の見通しをどのように認識されているのでしょうか。知事のご所見をお伺いします。
    物流拠点の形成は、港の整備だけでは達成できません。港湾と目的地などを繋ぐ道路の整備もまた重要です。現在、秋田港と秋田自動車道を結ぶ主なルートとしては、通称・新国道を経由して秋田北インターチェンジに至るルートなどがありますが、時間がかかることなどの課題が指摘されてきました。そこで県では、新たなルートである秋田港アクセス道路の整備に向け、今年度当初予算に設計費等を盛り込んだところであります。
    総事業費が一四五億円に上る一大プロジェクトであり、事業を推進する上では多くの困難があると推察しますが、秋田港アクセス道路の整備について、どのようなスケジュールで臨むのかご教示下さい。