2019.02.24
こんばんは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
昨日、今日と各地域の方に座談会を開催していただき「本当に無投票なの?」という声をいただきました。
率直な意見を申しますと、この後誰かが立候補を表明し無投票にはならないと思います。また、秋田県の人口の3分の1が住んでいる県都であり中核市でもある秋田市において無投票で12人もの県議会議員が決まってしまうというのはこれからの秋田県、秋田市のことを考えれば決して良くないことだと思います。
私に確実に当選できる保証は全くありません。むしろ選挙になれば確実に厳しい選挙戦が待ち構えています。無投票であれば私にとっては良いことですが、次の世代や未来のためには決して良くありません。
ここで言いたいのは、立候補予定者の皆様は全員見識も高く人物に優れている方ですが、それでも無投票というのは市民の皆様にとっても権利を行使できなくなってしまうこと、これからの秋田市のあり方を共に考えていく機会や意識が減ってしまうということ、そして私たち自身も評価を得ての当落ではなくなってしまうので緩みが出てきてしまうと感じています。
昨年の10月に県議会議員選挙に立候補することを表明しましたが、昨年の段階で私が立候補しなければ無投票になりそうな空気がすでに出ていました。
市議会議員を1期しか勤めていないことに対しては各方面から「まだ早い」という声をいただきましたし、自民党から推薦を受けることに対しては「節操がない」などと言われましたが、それでも県議選に立候補することを決意したのはそういったことも要因の一つであります。
とは言え、残りの期間で選挙の準備をしていくというのは非常に難しくもあり、また、膨大なお金がかかってしまうというのも事実です。私自身もこの4年間市議会議員として活動をしてきましたが、全市規模になればなるほど非常に知名度が低いということを痛感させられます。(凹むくらい・・・)
それゆえに、先輩たちが今まで想像もつかないくらいの努力をされてきたんだなと感じています。
選挙に出たことがある人は分かると思いますが、自分の名前を覚えてもらうことと自分の名前を書いてもらうということがこんなにも難しいことなのかと痛感することが何回もあります。
投票率が50%くらいで13万人の有権者が投票に行くわけですが、そのうち1万人以上の方が名前を覚え、投票してくれなければ受かりませんので、私がやっていることは自己満足の世界なのかもしれないと感じることもあります。
しかしながら、選挙に出るということは当選を信じて応援してくれる仲間のためにも、そして何よりも次の世代のためにも最善を尽くさなければいけません。
投票が行われることを前提に、引き続き精進していかなければいけません。
誰が出馬しようとも、気を緩めることなく最後の最後まで頑張ります。