こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
7月も中盤を迎え、真夏日級の気温の中、今日も中泉松司さんは必死に走り回っています。参議院選挙がスタートしてから1週間が経過していますが、意外にも選挙が始まっているということを知らない人が結構いるんだなと感じています。
4月に行われた秋田県議会議員選挙秋田市選挙区、秋田市議会議員選挙では投票率が共に50%を切ってしまいました。投票に行かない人が多い中、秋田市の中心部から少し離れたところでは「投票に行けない」という声も少なからずあります。
「投票には行きてども、とぎして(遠くて)いがれね〜(行けない)』
「まだ元気にあるげだ(歩けた)時だばいがったども、今だばなもかも(どうしようもない)」
などなど。。。
こうした生の声を聞いていると何か策は無いものかと頭を悩ませる日々が続きます。
移動投票や郵送での投票もあるのでしょうが周知が徹底されていなかったり、様々な制限があり有効に活用されているかと言えば決してそうではありません。
ネット投票の検討も国の方では進めるとか考えていないとか両方の声を聞きますが、現実的に考えて今のシステムのまますぐに実現させられるかといえば、課題も多く難しいと思っています。
「投票に行けない人」への対策も考えなければいけませんが、「投票に行かない人」の対策も考えなければいけません。
投票に行かない人に対しては私たち政治家が、もっと市民の皆様から信頼される政治をしなければいけないということと、積極的に関わりたいと思ってもらえる取り組みをしていかなければいけません。
反面、自分たちが暮らしている街の未来を一部の人に丸投げしてしまっているということに対して少し危機感を持ってもらいたいなと感じることも多いです。
投票する際に何を基準に選んだかという調査の上位は、政策、他の人の評価、直感の順になるそうです。
逆に投票に行かなかった人の理由としては、面倒くさい、関心がない、知らなかったが上位にくるそうです。
ちなみに、若い人で政治に関心がなく投票に行ったことが無い人が口を揃えて言うのが「投票の仕方が分からない、投票って難しそう」です。
昨日も友人から電話があり「2枚投票用紙渡されたけど、どっちに書けば良いか分からなくてどっちにも書いた!」と言ってました。
あらかじめもう少し説明しておくべきだったと反省していますが、まずは投票所に足を運ぶことができたというのは大きなことだと思います。
分からないならやってみないと一生分から無いままです。40歳50歳になって初めて投票に行った時に「分から無いんですけど」とか言うのは正直どうかなと思いますが、20代30代の人が分からんで教えてくださいというのは全然違いますので、今のうちに行っておいた方が良いと思います。
ちなみに、全く難しく無いです。名前を書いて箱に入れるだけです。
1枚目の紙には「なかいずみ松司」と記入し箱に入れ、2枚目紙には全国比例の候補者の中から応援している候補を選び投票してください。
よろしくお願いします。