こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
今日は11月定例会の一般質問3日目が行われました。今日は秋水会の熊谷重隆さん、岩谷政良さん、小木田喜美雄さんが登壇しました。
熊谷重隆さんの質問では児童虐待防止の観点からいくつか質問をしていました。今日も昨日に引き続き児童虐待に関することを。
児童虐待は年々増加傾向にありますが、一部からは「昔もあったが今は社会の目が厳しくなっただけ」といった声もあります。実際に増えてきているのか、把握できるようになったのかは分かりませんが、そんなのは関係ありません。現実問題として命の危険にさらされたり、精神的に追い込まれる子どもたちがいます。そのような子一人一人を救っていかなければいけません。
子どもは小さければ小さいほど頼れる大人は限られています。社会全体で児童虐待を防いでいかなければ、救えるものも救えなくなります。周りにいる大人が救っていかなければいけません。同時に、親を孤立させないための支援、カウンセラーの配置なども早急に求められる対応です。
また、昨年の私の一般質問でも取り上げましたが児童相談所の設置に向けても本格的に動き始めた感じが伝わってきました。今年11月に明石市、奈良市を視察し本格的に必要性を検討していくとのことでした。
秋田市の場合、秋田県が設置している児童相談所(秋田市へ配置)がありますが、児童虐待だけではなく里親制度の普及、促進なども含め秋田市が主体的に取り組んでいくためには是非とも設置をしていただきたいです。
さて、明日からは委員会・分科会が行われますが総務委員会ではイージス・アショアの配備に関する請願の採決が行われます。メディア関係や傍聴者が多く来ることが予想され委員会室に入りきらない場合は正庁を解放し中継をするとのこです。
ちなみに提出されている請願は「地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場への配備計画の撤回にかんする決議について」というものです。取り扱いがどうなるか分かりませんが、県民・市民の意見が二分しています。注目度が高い案件ほど感情によらない冷静で客観的な検証が必要です。無用な対立を生まないような判断をしたいものです。
イージスアショアやスタジアムの新設、外旭川イオンのように児童虐待なども積極的にメディアも注目してもらいたいというのが本音です。