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  • 地上イージスに関するアンケート

    こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
    今日で無事に6月議会が終了しました。今回は一般質問に登壇しましたので本当にあっという間の会期でした。また、今回は特に何事もなく進みましたし、来年の統一地方選挙から議会の定数を3減する議員発議の条例案も一部反対(共産党2名、社会・市民連合3名)がありましたが可決されました。次の選挙からは定数が36名となります。
    定数の削減は自分たちで自分たちの仕事を否定するという意見や、市民の方達との接点が減ってしまうという意見もありますが、全体的な流れとしては正しい判断だと思います。
    また、地方議会の定数は何人が妥当で、現行の議席数では多い少ないという明確な根拠もなく議論はなかなか進まないというのが現実です。
    議員定数を3名減らすからには、3名減少した分も残りの人たちでしっかりと仕事をしなければいけないので当然負担は増えますが、自分たちがなんのために議員でいるのかというのをもう一度しっかり見直し進んでいかなければいけなければいけません。
    さて、今議会の終盤(一昨日)には某地元紙より「各議員が地上イージスに対してどのような意見なのかを知りたい」という理由から全議員にアンケートが配布されました。アンケート自体はどんどんやるべきですし、市民の方に対して私たちも姿勢をしっかりと伝える努力も怠ってはいけませんが、果たしてこのような手法で私たちの真意が正確に伝わるか疑問を抱いております。
    紙面の制約があるというのは十分理解しておりますが、地上イージスの配備は市民にとって大変重要な問題であり、かつ、私たち市議会議員も賛成反対に関わらず知り得る事実を丁寧に説明していかなければいけないという問題に対して、「簡潔に」というのは難しい上、簡潔に書くことで本当に市民が求めている内容になるのかも微妙です。

    紙面にどのような形で掲載されるか分かりませんが、掲載され次第またブログで報告させていただきます。

    いずれにせよ、私たち政治家は無駄に市民感情を煽るのではなく事実に基づき検証し配備してもいいかどうかを判断していくべきと考えます。また、配備そのものというよりも防衛省の説明に対して不信感を持っている人が増えているというのも事実です。
    今後私たちができる範囲で防衛省に対して納得のいく説明を求め続けていきたいと思います。