こんばんは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
自分としてはとてもショッキングなニュースが入ってきてしまいました。タイトルにも書いた通りですが、秋田市内の企業主導型保育園が利用者数、職員数を水増しし運営費助成金を不正に受給していたことが分かりました。
企業主導型保育はいわゆる認可外保育園にあたるため、秋田市からの運営費や施設整備費の支出はなく国からの助成金ですが、秋田市もこれから企業主導型保育園の整備を呼びかけていこうとしていた矢先の出来事であり、とても残念に思います。
昨年度末に閉園し、預かっていた児童は全て他の園に入園したり、転園先が決まっていますが親御さんにとっても青天の霹靂状態でしょう。
また、今回の不正受給による助成の取り消しと助成金の返還はこの制度が始まってから全国で初めてのことだそうです。
自治体からの補助金や助成金は基本的に性善説で行われるため、このようなケースが一つでも起きてしまうと他の運営者にも迷惑がかかったり、全体的なイメージの低下につながりかねません。
今後、企業主導型や認可外の保育園でもいろいろな問題が起こりうる可能性は否定できません。
利用者が信頼して預けられるように、秋田市としても何かしらの対応が必要になってくると思いますので注視していきますし、再発防止策の提案もしていかなければいけません。
いずれにせよ、今回の事案は保育業界全体から見ても、利用者から見てもとても許しがたいことです。