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  • 選挙も始まったし・・・誰がやっても変わらないと思うなら・・・だったら少しは勉強しろという話。

    2017.03.24

    2017年になり早くも3ヶ月が過ぎようとしています。
    昨日からは知事選もスタートし、各自治体の首長選挙が目白押しの年でもあります。秋田市に直接関係あるのは秋田県知事選挙と秋田市長選挙ですが、個人的には観光という面で関係の深い男鹿市長選挙や、秋田市の隣の潟上市長選挙に注目をしています。
    男鹿市、潟上市両市ともに、現職の市長が出馬から一転して辞退しました。両市ともに新人同士の戦いとなりますが、秋田県の観光を強くしていくためには男鹿市の力は必要不可欠ですので、市長を目指される方には是非覚悟を持って頑張って欲しいと思っています。

    で、今日はここ数日、同年代と話をしていて感じる「選挙や政治の話」を少々。昨日から選挙が始まり、まもなく市長選挙が始まるというのに、過去感じたことがないくらい「えっ!?選挙ってまたあるの??」感が半端なく強いです。
    このままいくと過去最低の投票率をまた更新してしまうのではないかと危惧しています。
    政治や選挙の話をすると同年代の人から結構高い確率で「誰がやっても変わらない」という半ば諦めにも近いようなことを言われます。
    誰がやっても変わらない・・・政治家はこの言葉をしっかりと肝に銘じ活動しなければいけないことは重々承知していますし、諦めから希望を持ってもらえる政治ができるよう日々活動をしているつもりです。また、32歳に貴重な一票を託してくれたというのは「期待」という2文字が大きいかと思いますが、この2文字を「信頼」という2文字に変えられるように自分自身頑張っていかなければいけないと常々思っています。
    が・・・本当に誰がやっても変わらないのでしょうか??

    私は違うと思います。ここからは生意気と言われること覚悟、嫌われることを覚悟で書きます。

    はっきり言って、政治や選挙に対する無知が「誰がやっても変わらない」という言葉にすり替えられているだけだと思います。
    誰がやっても変わらないと思っている人に質問です。それぞれの候補者が何を訴え、どんなことをし、何を目指しているのか分かる方はいますか??
    「誰がやっても変わらない」と思っている以上はそれぞれの政治家の違いを理解しているはずです。
    そうでなければただの逃げ口上にしているだけです。

    政治を変えたい、秋田を良くしたいと思っているのであれば「勉強」が必要なのではないでしょうか。当然私たちも、分かりやすく、伝わりやすく情報を届ける努力をしていきますが、情報を掴みにきてもらう努力も必要ではないでしょうか。
    寝ていてもあなたに有益なことは起きませんし、あなたに都合のいいことなんて絶対におきません。

    私がなぜこんなことを書くかというと、同年代には少しでも秋田に対して希望を持ってもらいたいと思っているからです。
    最近は「若者の◯◯離れ」という言葉を頻繁に使われるようになりました。恋愛離れ、お酒離れ、車離れ、政治離れ・・・それらの言葉は、私たちよりも上の世代が責任を放棄した時に使われた言葉です。

    結婚する人が減ってしまった・・・若者が恋愛をしなくなってしまったからだ!

    お酒の消費が減ってしまった・・・若者がお酒を飲まなくなったからだ!!

    車が売れなくなってしまった・・・若者が車に乗らなくなってしまったからだ!!!

    投票率が下がっている・・・若者が選挙に行かないからだ!!!!

    まるで、若者がいろいろなものから離れているように語られていますが、全ての原因は大人にあるはずです。大人が子どもたちにしっかりとした後ろ姿を見せ続けることが出来ていればこんなことにはなっていないと思います。

    これ以上若者のせいにされないためにも、私たちはしっかりと勉強するべきです。誰かがやってくれるという時代は終わりました。自分たちで前に進んでいかなければいけない時代です。
    どんなに文句があろうとも、どんなに苦情があろうと、ここに暮らしているのは私たち、そしてあなたです。

    少しでも住みやすいまちにしておくことは、自分たちにとって有益なはずですし、後世にとっても喜ばしいことでもあります。

    そして次の世代の人たちにもメッセージが一つだけあります。
    私たちと一緒にまちづくりや政治に積極的に関わってほしいです。それは大人を見習ってほしいのではなく、私たち大人のダメなところ見て「ああなりたくない」と思ってほしいからです。そしてたまにいいことしたらマネしてもらえるように私たちは頑張ります。

    ということで、あなた自身でしっかりと判断をし、投票には行ってくださいね。

    そういえば、会報の特別号を出しました!!

    見ていただけると幸いです。