こんにちは。秋田県議会議員の宇佐見康人です。
昨日で議会も閉会し、年末年始の準備に突入です。政治家には特に年末年始というのはありませんが、可能な限り挨拶回りや各種行事に参加しようと思います。今年も年末のギリギリまで忘年会がありますし、新年も元旦から各種行事が行われます。来年は私自身も年男(子年)ですので、チューと半端なことはせずに頑張ろうと思います。
さて、昨日夜と今朝の報道でもあったように、自民党秋田県青年局からイージス・アショアの配備について意見書を出しました。
内容は以下の通りです。
現下の情勢において、イージス・アショアの配備はやむを得ないと考える。
また国策や安全保障の観点から、原子力発電所や米軍基地などが他県等に配置される中、国防上の重要機能としてのイージス・アショアの配備について、本県が負担を拒否すべきものではない。
しかしながら新屋演習場については人口密集地にあまりにも近く、県民の不安が大きすぎる上、有事の際の対応を想定すると適地であるとはとても言えない。
よって現在行われている再調査においては、『住宅密集地からの離隔距離』を最優先の比較要因とし、県民ひいては全ての国民の不安を最小化するような結論を出すことを強く求める。
令和元年12月20日
自民党秋田県連青年局
今まで言ってきたことを、改めて青年局としても正式に表明した形ですが、報道のされ方はやはり違うのだなと痛感しています。
地元紙では「自民県連若手から異論」、NHK秋田放送局のネット上の見出しは「自民党青年局 新屋敵地でない」とされています。
この書き方に私は少しだけ違和感がありました。なぜなら異論でも何でもなく、今まで言ってきたことであって、私自身も総括審査や、一般質問でも述べてきたことでもあります。
こんな意見を表明するなら、請願にも賛成しろよとメッセージをもらいましたが、根本的な考え方も違いますので私は調査結果が出るまで議会としての意思表示はすべきでないと今も思っています。詳しくはこちらを。
私は、明確な意思表示をする事が目的ではなく、住民、市民、県民の安全をいかに確保していくかが最重要であると考えています。満足するような態度表明は今後もしませんが、配備するのであれば住民の安全を最優先に、そして実践的にも実用可能なものとして配備を目指すべきと考えています。
様々なご意見を頂戴していますが、最悪の進め方だけはされないように引き続き頑張っていきます。
威勢のいいことは言えませんが、とにかく住民の安全の確保はどこに配置されても必要です。強行的な配備をされないようにするためにも、しっかりと交渉をしていきます。