先日、富山市議会の年間の質問時間を現行の90分から120分に変更する取り決めがされたという報道がありました。(自民党系会派以外は年間240分を求めていたそうですが、自民系会派の120分案で最終決着した模様です。)
ちなみに秋田市議会でも昨年度、議会活性化検討会というのを立ち上げ議会をさらに活性化させるためにいろいろ話し合ったのですが、当然質問時間や回数に関しても取り上げました。
現在の秋田市議会は年1回質問(一括)30分以内(代表質問は40分)、再質問(一問一答)20分以内という取り決めがあります。
富山市議会は変更前の時点ですでに秋田市の3倍の質問時間が確保されているわけですが、さらに30分上乗せされ120分の4倍となりました。
ちなみに、私たちは同検討会で「年間30分という時間は変えずに回数の制限を無くしてみてはどうか?」とか「全員同じではなく、各々で選択できるようにしてみてはどうか?」という提案をさせていただきましたが、現行ルールのまま今年度は進むというのが決まりました。
そもそもこの議会での質問は各自治体でルールが違っています。
秋田市のように年1回質問(一括)30分以内、再質問(一問一答)20分以内というところもあれば、年間の回数はフリーで時間だけ決まっているようなところもあれば、時間だけ決まっていて回数は各々選択できるといった議会もあります。
ちなみに、議員の高齢化が進んでいるところでは本会議で質問さえしないところもでてきているそうです。
私の個人的な考えを記しますと、年間30分の時間制限は変えずに10分10分10分の3回質問に立つだとか、15分15分の2回立だとか、30分1回で決めるだとか選択できるようにすればいいと思います。
広報への記載の仕方だとか、再質問の分配方法、日程の延長など様々な調整が必要になってきますが、そこは本質的な問題では無いですので、知恵を出し合えば容易に解決できると思います。
とはいえ、今年度は現行ルールでいくというのは決定事項ですので、現行ルールの中でできることをしっかりとしていきたいと思います。
また、幸い6月に一般質問に立たせていただきますので、その時に質問時間のあり方も自分なりに考えて臨みたいと思います。