参議院選挙から二日が経ちました。
ありきたりですが、今回の選挙から18歳以上に選挙権年齢が引き下げられ若者の関心をどう集めるかが一つの課題でもありました。
秋田市での暫定の投票率は、18歳が33.90%、19歳が23.08%ととても低い投票率となってしまいました。秋田市議会議員として、また一人の政治家として今回のこの結果はとても残念なものです。
以前のブログでも書きましたが、若い人の政治離れをなんとかストップさせるために今後も色んなことを試していきたいと考えています。
そのために、「こんなことしてみたら?」といったアイディアなんかありましたら教えていただけると幸いです。
市政報告や集まりなんかを企画すると、「敷居が高そう」であったり「こどもがいてなかなか行けない」であったりそんな声をもらうことがあります。
これからの政治は、若い人がもっと参加できるよう、関わりたくなるような取り組みもひとつ重要になってくるのではないでしょうか。
スマホで自由に撮影してもらったり、こども連れで来ても面倒をみてくれる人や、泣いても他の人を気にしなくてもいいようなそんな姿が当たり前の光景になることを望みますし、作っていかなければいけません。
さて、今回の選挙ではもう一つ野党共闘も注目されました。
結果は自民党の石井ひろおさんが東北で唯一与党議席を取りましたが、他の青森、山形、岩手、宮城、福島では野党統一候補が当選する結果となりました。
この統一が正解だったのか、間違いだったのかは各々の判断や感情、思想が強くなりますが、個人的には間違いだったと思います。
反安倍首相、反安保法の点のみでつながり、その他の部分では一致するのが難しい政党同士が手を組むというのはどうなんだろうかとずっと思っていましたし、今でも思っています。
今回の選挙で与党を追い詰めたと思っているのはおそらく野党側の人たちだけではないでしょうか。少なくとも与党は追い詰められたとは思っていないです。
いずれにせよ、東京都知事選や次期の衆議院選挙でも野党共闘を模索する動きが出ていますが、政権選択の選挙や、地方自治に対して政党間の党利党略を持ち込むのだけはやめて欲しいです。特に、地方自治において国政課題をテーマに叩かれても有権者が困ると言うかなんと言うか。
首長を選ぶ時に国の代理戦争みたいな構図で野党共闘は馴染みません。
来春は秋田県でも知事選や市長選が行われます。国の代理戦争や野党共闘という形ではなく、秋田が抱えてる課題を如何に解決するのかを競い合って欲しいです。