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  • 選挙において◯◯は有利?不利?

    こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
    正月行事も一段落し、議会も最後の定例会へ向けて動き出しました。4年間で最後となる議会は2月19日からスタートし、3月20日まで続く予定となっています。次年度の予算を議決する大事な議会ですが、これが終わるとすぐに県議会議員選挙、市議会議員選挙もスタートします。議会中はほとんど自分自身は身動きが取れなくなってしまうので、出来ることを今のうちからしっかりとやっていかなければいけないなと思う日々が続いております。
    最近は至る所で辻立ち(街頭活動)をしている方を見かけることが増えました。選挙運動は違反になってしまいますが、選挙に向けて一人でも多くの人が政治に興味を持ってもらえる機会が増えることは喜ばしいことだと思います。
    また、私もそうですが手振りをしていて車や遠くから手を振り返してもらえた時は想像以上に嬉しいものですので、もし見かけたら手を振ってあげてください。
    間違っても中指を立てたり、空き缶を投げつける行為は慎みましょう。気持ちが折れそうになります。。。(体験談)

    挨拶回りをしていて結構な頻度で言われることに「◯◯は有利」「◯◯は安心」ということを言われます。

    例えば、
    新人は有利!
    現職は有利!
    前回上位は安心!
    若いから安心!

    多くの選挙経験者が一度は言われていることではないでしょうか。
    言いたいことは何となく分かります・・・が、何も根拠がなく、これらの言葉に影響を受けてしまうのは非常に危険なことだと思います。
    上記を細かく分析していくと・・・

    新人は有利=選挙に向けて一番活動しやすい2月3月に議会に拘束されないので活動しやすく、名前も売りやすい!
    現職は有利=ある程度知名度があり政務活動を通して名前を覚えてもらうことが出来る!

    どちらも一長一短あり、現職新人に関わらず訴えを通して判断してもらうということに代わりはないと思います。

     

    すでに報道でも明らかな通り、今回私は秋田県議会議員選挙に出馬をすることを表明しました。
    県議会議員選挙では新人となります。しかし、市議会議員では現職です。ということは、新人として議会に捉われない活動は出来ません。むしろ、県議会よりも市議会の方が閉会が遅いので大変です。。。
    また、前回の秋田市議会議員選挙ではたまたま4位という結果で当選させていただきましたが、市議会議員選挙と県議会議員選挙は全くもって別物です。前回と同じ支持を得ることが出来たとしても、県議会銀選挙では当選することは出来ません。3倍は得票しなければいけません。ですので、前回の選挙結果は私には関係ありません。

    一番厄介なのが、「若いから安心」という甘い言葉です。
    今回の県議会議員選挙秋田市選挙区では今のところ30代の候補者は私だけとなっています。(全県でも仁賀保市の佐々木さんと私だけです)
    確かに若さは武器かもしれませんが、それだけで当選できるような甘い世界ではありません。若いから安心なのであれば、若い順に当選してもおかしくありませんが、現状はそんなことはありません。

    結局のところ何が言いたいかといえば、日頃からの活動が現れるのが選挙なんだと思います。
    選挙期間は非常に短いですが、政治活動や政務活動を通して各候補者が何を考え、どのようなビジョンを持っているのかを判断してもらうのが選挙です。
    と考えると、今の私は非常に危険ですので、自戒の念を込めてしっかりとこれからも活動していきます。

    いずれにせよ、選挙において「◯◯は有利」「◯◯は安心」というのは幻想に過ぎませんので、私たちも、皆さんも気をつけましょう!(何を??笑)

    それではまた明日。