2017.11.24
こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
昨日(11月23日)、ホテル大和にて【土崎神明社の曳山行事のこれからを考えるシンポジウム】が開催され、私もパネリストとして登壇をさせていただきました。
改めて、土崎の人たちは本当にお祭りに対しての情熱は凄まじいものがあるなと感じました。政治家としてというよりも、一参加者としての意見を述べさせていただきましたが、これから先も大好きなお祭りを存続させていくために様々な年代が意見を出し合い、前向きな発展の仕方をしていかなければいけないのではないでしょうか。それぞれの立場での主張を一旦やめて、全ての可能性を排除せずに考えていくことが必要だなと実感しました。私は、土崎みなと祭りに限らず「伝統・文化」という名のもとに行政が過剰な保護をするのは反対です。そもそも伝統や文化というのは後世に選ばれて初めて承継されるものであり、やりたくないという人に対して無理やり押し付けたり、衰退しているものに対して「保護」の名目で予算をつぎ込むのは話が違うと思います。
素晴らしい伝統や文化を後世に残すために私たちがやるべきことは、後世が参加しやすいように極端に言えば後世に合わせて小さな変化をしながら継承されていくべきものだと思っています。
変えてはいけない部分は絶対に変えずに、しかし枝葉の部分は柔軟に変えていく。
そのような姿勢が今後私たちに求められてくるのではないでしょうか。