こんばんは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
全国都市問題会議で昨日から沖縄県那覇市に来ています。全国から2200名の首長、地方議員、行政職員が集まっています。
首都大学東京大学院の山下祐介准教授の「人口減少社会の実像と都市自治体の役割」と題した一般報告は、国家依存からの脱却のための地方分権、市民の行政依存から自立意識の醸成、そして過剰に煽るやり方での地方間競争に警笛を鳴らすものであり、私の考えにも近く、勉強になりました。
今まで自分たちでやれていた事でもいつからか行政がその役割を担っている事が増えてきていると思います。
全ての根源は我々政治家が選挙のたびに「あれもやります、これもやります。」という姿勢の人が多かったからではないでしょうか。
これからの政治家、特に私たち若い世代の政治家がやっていかなければいけない事は、国からお金を貰ってくることやパイプ役に徹する事よりも、街や国の現状を正直に話し、「政治や行政にやれる事には限りがある。私たちの為だけの政治ではなく、次の世代、その次の世代の為の政治、行政をしていかなければいけない。その為には今を生きる私たちは、やれる事は自分たちで自立をしてやっていきましょう。」という自立を促していく事です。
もちろん、批判があるのは分かっていますし、全ての人に当てはまる事ではないですが、この方向性でやっていかなければいけません。
この事は絶対に忘れずに、言うべき事はしっかりと言える議員でありたいです。
さて、昨日から沖縄に来たものの全く沖縄らしい?事をしていません。沖縄らしい事ってなんだか分かりませんが、せっかくなのでかりゆしを買ってみました。
おそらく秋田では着れないですね。笑