2017.10.13
こんばんは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
最近は衆議院選挙のことが中心だったので、今日は選挙以外のことを少々。先日のブログでは、子ども子育て施策について各党の比較をしましたが、私はだいたい45歳以上と以下の人たちが抱いている「子育て」「教育」に対して抱いている認識がそもそも違っていると考えています。完全に経験則に基づく憶測であり、45歳で括るのは乱暴ですし、世代に関わらず人それぞれ認識の違いはありますがご容赦ください。また、子育てに限らず、男女共生や高齢者問題、差別解消、性的マイノリティーなども認識が違うというのは共通しています。
人口減少が進めば、今のままでは日本のシステムを維持できなくなるのは分かりますが、我々世代はどちらかといえば国のために子どもを産むとか、先輩たちを支えるために子どもを産むとかとういった意識は薄いです。むしろ無いと考えてもいいと思います。
確実に急速な人口減少は進みますし、更なる少子社会の到来は確実です。その中で今の社会システムを維持していくのか、社会全体で育てるという意識を持ち減少化でも若い人には希望を持ってもらい先輩たちには安心してもらえるシステムに変えていくのかを選択しなければいけない時代に来ています。
そのためには、まずは今までの人口減少対策や少子化対策がどれくらいの効果を発揮し、成果に繋がっているのかを検証することが重要です。が、残念ながらほとんどの自治体ではそのような仕組みは採用されていません。そういった所を少しずつ変えていかなければいけないのでしょう。
私たち若い議員がやるべきことは、今までの行政運営の「当たり前」を一旦立ち止まり、本当に正しいのか、政治の世界の常識を疑って、世の中のシステムや、県民市民が感じていることとマッチしているのかを検証していくことが必要です。
誰を応援しているとかそういうのは関係なく、おかしいものはおかしいとしっかりと言える政治家でありたいと思います。
そして、その積み重ねが次世代にとって責任を持てる政治になるのではないかと私は考えています。