こんにちは。秋田市議会議員の宇佐見康人です。
本日とうとう希望の党の秋田県での公認候補が確定しました。今回の選挙は自民党と希望の党の事実上の一騎打ちだと思いますが、所属政党と候補者は以下の通りです。

秋田一区
冨樫博之さん　　自民党　前衆議院議員
松浦大悟さん　　希望　　元参議院議員

秋田二区
金田勝年さん　　自民党　前衆議院議員
緑川たかしさん　希望

秋田三区
御法川信英さん　自民党　前衆議院議員
村岡敏英さん　　希望　　前衆議院議員

そして、東北比例の単独で希望の党から寺田学 前衆議院議員が出馬することとなりました。

各候補者には政局ではなく、政策や秋田、日本の未来に希望を持てるような政策の話をしていただきたいと思います。

政治家である以上、私の今回の選挙での態度を表明させていただきます。
まず、希望の党に関してですが二大政党制を目指すという点では考えは一致しますが、小池さんの思想信条以上に彼女の政治手法や「排除する」という言葉を見ると希望の党を応援することは出来ません。
今まで民主党から民進党になり希望の党へと事実上の合流を経て、寺田学さん、村岡敏英さん、松浦大悟さん、そして民進党のみなさんには非常にお世話になりましたし、個人的な付き合いを優先するのであれば応援したい気持ちは山々ですが、衆議院選挙はどこの政党に政権を託すかという意味合いが非常に大きく野党共闘以上に希望の党に対して強い不信感を持っている以上、応援することは出来ないと一政治家として判断をしました。
また、個人的に感じる強い違和感は都民ファーストを前進とする希望の党の党首が小池都知事のままで本当に地方のことを考えてくれるのかということです。
日本の抱えている最大の課題は人口減少ですが、その最大の要因は東京一極集中があると考えています。
東京から地方への回帰を訴えていかなければいけないはずなのに、東京主導、永田町主導の政治運営に対して一秋田市議会議員として、希望を抱くことはできませんでした。

映画・日本のいちばん長い日で感銘を受けた言葉に「公家に仕えど武士に仕えることなかれ」というのがあります。
主権者が誰かという観点から考えれば公家＝皇族、武士＝内閣、陸軍、海軍と理解するならば、現代では公家＝国民、武士＝内閣、政党、政治家といったところだと思います。
私はここ数日この言葉が頭から離れませんでした。これからの我が国にとって何をしなければいけないのかを真剣に考え進んでいきたいと思います。