2017.04.13
「野党の役目って何だろうか?地方議員の役目って何だろうか??」
ここ数日自問自答を繰り返しています。
ツイッターやフェイスブックで「野党は批判、反対しかしない」という文言が散見されます。挨拶回りをしていても直接お叱りを受けることも多々有ります。私もそう思うこともあります。
でもここで忘れてはいけないことは、野党が批判や反対をしなくなったら政治は本当の希望を失ってしまうということです。当然、なんでもかんでも批判や反対をすればいいというわけではありませんが、野党がチェック機能を果たさなければ、一体誰が【健全なチェック機能】を果たすのかを考え直さなければいけません。
我が国日本を一隻の船として考えると、片側に大勢の人が集まってしまっては小さな横波でも沈没してしまう危険性があります。バランス良く乗らなければいけません。
それは大方の人が認識していることだと思います。ではなぜ、「野党は批判、反対しかしない」と言われてしまうのでしょうか。
なんでもかんでも批判をすればいいというわけではありません。
国民、県民の大半がうんざりしているのは、「的外れな批判」だからだと思います。
「おいおい!そこじゃなくて違うところ突っ込めよ!!」とか「自分たちも同じことしてるのにおかしいだろ!!」と思っている人が多いのではないでしょうか。
また、批判をするということは、それに代わる「何か」も同時に示さなければいけません。それを国民にしっかりと示していないから、もしくは示していても伝わっていないから、さらに言うと、もはや話すら聞いてもらい得ない状況になってしまっているから、批判しかしていないと思われてしまうのではないでしょうか。
国政の野党の立場と、地方議会も同じだと思います。
地方議会は二元代表制ですので、首長と議会は両輪となって前に進んでいかなければいけません。ですので地方議会において、与党も野党もないというのが本来あるべき姿です。常に「議会」としてしっかりと当局をチェックし、当局に対して提案をし、互いに市政を発展させるために研鑽していかなければいけません。私はあくまでもその姿を目指していきたいです。
国政では、自民党の一強多弱、支持率の上がらない民進党、主義主張を超えた野党共闘など、さらに国民の政治に対する不信が高まってしまいそうな気配を感じますが、流されずに「秋田市のため」に邁進したいと思います。