2017.02.17
鳥インフルエンザの影響で11月16日から休園していた大森山動物園が3月18日(土)から再開します!!
しかも、休園中のお詫びと感謝を込めて3月18日〜20日の3日間は入園無料だそうです!!
いち動物園ファンとして再開を嬉しく思います。
今回、全国的に鳥インフルエンザの感染が広がったわけですが、秋田市の場合は大きな感染被害となりませんでした。ウィルスという目に見えない脅威から動物たちを昼夜問わずに守りきった職員の皆様のご尽力を想像すると頭が下がります。
動物園は、子ども連れの家族や、デートで訪れる若い人たちも沢山来ます。
今後も安心安全な運営を行っていってほしいです。また、残念ながら殺処分せざるを得ない鳥たちもいたのは事実です。その命のことも動物園に行く私たちは忘れちゃいけないなと思います。
ということで、今年は冬の動物園に行けなかったので、半年以上動物園に行けなかったわけですが、大森山の動物で凄いなと思うところを紹介したいと思います。完全な個人の趣味に走ります。笑
まずは一番最初に触れなければいけないのは、先日もNHKの番組でも紹介されていたそうですがキリンの飼育方法だと思います。
キリンは一般的に人に懐くことはないと言われていますし、一日で10分〜20分くらいしか眠らない動物ですので健康管理が非常に難しい動物だと言われています。
そのため、採血検査や爪を研ぐ際にはどこの動物園でも麻酔を使い眠らせてから行います。そのため、キリンの体への負担は大きいです。
しかし、大森山動物園のキリンは違います。とにかく、人間になれさせ今では麻酔を使わずに採血検査が出来ます!!でもどうやって人間になれさせたのでしょうか??
それは飼育員さんの愛情とあるものを使ったからです!!そのあるものとは・・・??直接大森山動物園に行って確認してみてください。
次に見てほしいのは、ツキノワグマのまんまタイムです。
3月だとまだ動きは遅いかもしれませんが、動物園のクマはあまり長く冬眠しないので動いていると思います。
大森山動物園のツキノワグマはとにかく手先と口先が器用です!!
普通の動物園であれば、動物に直接餌を与えそのまま食べるのが一般的ですが、大森山動物園ではあることをしてツキノワグマ本来の「餌を捕る力」と「手先の器用さ」を失わないようにしています。
何をやってるかは、動物園に直接行って確かめてみてください!!笑
もう一つ見てほしいのは、ゼニタナゴです!
動物園で魚かよ!!と思われるかもしれませんが、このゼニタナゴは日本でも秋田県、岩手県、宮城県、福島県でしか生息が確認されていない絶滅危惧種です。近年はザリガニやブラックバスなど外来生物により日本固有の生物の生息地が減少しています。
そこで、大森山動物園では10数年前からゼニタナゴの保護活動に乗り出し、全国的にも注目されている動物園になっています。
ということで、ゼニタナゴにも注目してみてください。どこで見られるかは、大森山動物園に直接行って確認してください!!!!笑
最後に最も注目してほしいのは、大森山動物園で働いている飼育員さんたちです。
フラミンゴの説明から始まり、ペンギンの散歩、ヤギの生態説明、ライオンやトラの身体能力の高さなど、職員さんの工夫で私たちは野生での行動に近い動きを見ることが出来ます。
また、キリンや象の飼育方法の工夫など常日頃から研究と勉強を重ねています。動物のことであれば、どんな質問にもすぐに答えてくれますので、飼育員さんとのコミュニケーションも是非楽しんでみてください。
ということで、私も今から大森山動物園の開園がとても楽しみです。