秋田県議会議員の宇佐見康人です。
今日は知事選後初の県議会が開催され、補選で初当選をした島田薫さんと瓜生望さんも議会に参加しました。
初日から長丁場の議会日程で大変だったかと思いますが、同じ会派の仲間としてそして同期として協力しながら県勢発展のために頑張っていきたいです。
さて、今日の議会では新たに以下の予算が追加提案されました。どの事業も新型コロナウイルス感染症対策にかかる経費です。
・子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)給付事業
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得のひとり親世帯の生活を支援するため、特別給付金(児童一人当たり5万円)を支給するものです。県の分は町村分の約1120名分となりますが、市についてはそれぞれの市が直接給付をしますので、お住まいの市にご確認ください。
支給対象としては、①児童扶養手当受給者、②公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当を受給していないが、令和元年度の収入が児童扶養手当受給者と同水準の者、③新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当受給者と同水準に下がった者、となります。
①については支給に関して特に問題はないと思いますが、②③に関しては市町村が直接把握するのは難しいです。福祉の原則は申請主義となります。この後様々な媒体で案内がなされる予定ですが、確認をし対象となる方は速やかに申請してください。
・「旅して応援!」あきた県民割事業
本県観光関連産業を支援するため、県内在住者を対象に県内を目的地にする旅行商品や宿泊代金に対する値引を実施するとともに、土産物店、飲食店等で旅行期間中に使用できる地域限定クーポンを発行するものです。
①旅行商品や宿泊代金に対する割引
代金の二分の一を割引 一人一泊(日帰りは一回)あたり上限5000円
対象期間は4月3日から5月末まで
②地域限定クーポン券の発行
一人一泊(日帰りは一回)あたり上限2000円
対象期間は4月16日から5月末まで
・秋田県飲食店緊急支援事業
緊急事態宣言等により自粛ムードが広がり、利用が控えられたことで大きな打撃を受けている飲食店に対し、支援金30万円(複数店舗がある場合は60万円)を支給するものです。
補助対象 次のすべてに該当する事業者
①県内に本店又は主たる事務所を有する中小事業者(個人事業主を含む)
②県内に飲食店を有する事業者
③令和2年12月から令和3年4月のうちいずれかひと月の売り上げが対前年又は前々年比50%以上減少している事業者
③の要件は一月でも該当すれば対象となりますのでご確認ください。また、秋田市の場合は市で独自に10万円の支給もする予定ですのでそちらもご確認ください。
・PCR等検査中小企業支援事業
本県中小事業者の安定的な事業継続を支援するため、従業員等が県外出張等から帰県した際に県内医療機関で自主的に行うPCR等検査の経費に対して助成するものです。
補助率は二分の一で1万円が上限となっています。